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スタートアップに熱狂したら、人生が最高にととのった
スタートアップ企業ってご存知ですか?
近年、注目されるワードになってきましたし、書籍やニュースで一度は目にしたことがあるかもしれません。
僕は以前から書籍などで知っていたので興味はあったのですが、地方で公務員をしていた当時、スタートアップとかベンチャー企業というのは、本の中の物語でしかありませんでした。
そんな僕が、TranSe inc. というスタートアップと出会い、事業に熱狂する中で、知ってしまったその魅力についてシェアします。
はたらくに満足していない、すべてのひとに。
1.スタートアップ、いこう。
結論、これが一番伝えたいことです。
僕は、長年、公務員や、上場企業の会社員として社会人を10年程度、勤めてきました。
就職先としては、待遇も悪くないし、周囲からの評判もいい。
ただ、ひとつ感じ続けていたことがありました。
本当に自分のやりたいことなの?
もちろん答えはNOだったんです。
でも、失敗を恐れ、躊躇し、決断を常に先送りにしていました。
当時の状況を改めて捉え直してみると、
①組織が成熟しているため、与えられるポジションや領域が決まっているゆえのルーティンワーク
②失敗をしないような教育プログラムの中で、それをいかに上手くやれるかが評価される無難な日常
③不満を感じながらも、その安定したポジションを捨てることができない
もちろん、意識の持ち方、会社で起業家マインドで働け、なんていう意見もあるでしょう。
ただ、組織が膨らむごとに、このような体制になってしまうのは、成熟のジレンマとして、仕方のない側面でもあります。
一方、スタートアップでの毎日は、
①全員が役割を横断的に活発にディスカッション
②毎日が変化の連続、失敗は日常茶飯事、でも事業が前進する可能性のあることは、全てポジティブ
③大義をもって事業に向き合う
自分に何がやれるのか開拓していく精神と、そのトライが、失敗に終わっても、違ったという事実を得たにすぎない。そしてビジョナリーで、近い未来に実現したい大義をもって挑む。
このようなカルチャーとの出会いは、僕にとっては、めちゃくちゃインパクトのある体験でした。
勝つまで続ければ、負けじゃない。
そんな不屈の精神です。
2.スタートアップいくならシードかアーリー
近年、国内のベンチャーキャピタル(VC)の環境も整ってきていることもあり、多くの場合、投資家から資金調達を行い事業のグロースを目指します。そして事業の進捗度合いによって、フェーズが分かれています。
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スタートアップのステージについて(調達ラウンド)
https://creww.me/tips/startup-stages
僕がお勧めするのは、シード〜アーリーです。
その理由は、大きな組織にくらべてポジションが限定されないので、事業そのものへの距離感も近く、当事者意識をもって取り組めます。
上場が射程に入ってくるミドルやレイターのフェーズでは、メンバーの数も増え、組織構成は、より明確にレイヤー(階層)に分かれます。
後期になればなるほど、役割も細分化されてしまい、成熟した企業との差分を感じづらいかもしれないと思います。
ミドル〜レイターのベンチャーの方とお話をさせてもらったことがありますが、ワクワクしながら話を聞いていると、ライフワークバランスが大事だよと説かれ、ちょっと狐につままれた気持ちになりました。
(そこに熱狂を感じなかったという意味で)
せっかくやるなら、フルコミットでビジョナリーに熱狂しよう。
だから、シード〜アーリーなのです。
補足ですが、少数精鋭のスモールビジネス企業でもいいのかと言うと、違います。
![](https://assets.st-note.com/img/1650979438639-OJEERArgC1.jpg?width=800)
スタートアップとスモールビジネスの違い https://x.gd/QScT0
スモールビジネスの場合、組織規模は小さくても、ファイナンスの際、投資家ではなく、金融機関がメインになってくるので、ビジョナリーに未開拓な市場を、というよりは、堅実なビジネスモデルとキャッシュフローに比重がいきやすいです。
もちろん、キャッシュフローは正義であり、スモールビジネスの強みもあります。ですが、資本主義のレバレッジを最大限に享受するスタートアップだからこそ、できる体験があるということをお伝えしたいです。
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3.年齢は関係ないし、むしろ重ねていることもポジティブだ
スタートアップって、年齢層若め限定、みたいなイメージがありました。
僕が参加したのは37歳です。ジョインって言うのは、なんとなく照れくさい年齢です。
まあ、労働市場的には、年齢が若い方が有利であることは事実なので、この点については、受け入れてくれたチームのみんなに、感謝しかないのですが、必ずしも年齢によって機会が奪われることはないよってことです。
本質的には、年齢よりも、何ができるのか、どう取り組むかの方が遥かに大切で、むしろ経験を重ねているからこそ気付ける視点もあると思います。
どんな状況でも常にポジティブに向き合えるか、そのマインドを言動で体現できるか、に尽きると思います。
これまでに「挑戦は、20代までだよ」と説かれたこともありますが、常に今が一番若いのに、年齢を理由にやらないなんて、めちゃくちゃ機会損失だよね、と思います。とはいえ、早いに越したことはないです
死ぬまで、生きよう、熱狂的に
人生は体験の連続だからさ
4.スタートアップで、何をしていたのか?
僕が携わったのは、 your school というサービスです。
「全ての人が、自分らしく創造的であり続けるために」というミッションのもと、動画コンテンツを通してクリエイターエコノミーへアプローチし続けています。
映像製作に圧倒的なエッジをもつ会社なのに、当時、受注の映像製作をやらないという意思決定を行い、この事業を立ち上げたのです。
your school で主に提供しているコンテンツは
クリエイターのもつ「らしさ」(独自性)と、プロフェッショナルとしての実績に裏打ちされたスキルを体系的に動画で学べるオンラインクラスです。
僕は、主に動画コンテンツ製作に携わってきました。
はじまりは製作現場のアシスタントです。
たまたま募集を見て、「お金いらないから、行かせてください!」という、メッセージを送ったところから始まりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1650742019622-Gj4DR59CHV.jpg?width=800)
半ば強引な出会いだったものの、その後はエディターとして動画編集、製作現場や編集のディレクション、より全体的なコンテンツプロデュースから、動画によるプロモーションまで、取り組む領域は数ヶ月ごとに広がっていきました。
このように、ポジションがどんどん拡張されていくのです。
このスピード感も、スタートアップの大きな魅力。
基本的なポジションは動画コンテンツ製作でしたが、BizDevやマーケティング視点でのディスカッション、コミュニティ運営など、本当に多くの機会に恵まれました。
動画をつくっているのではなく、新しい価値を提供するプロダクトをつくっている
そんな当事者意識で臨むことができる環境だったからこそ、この熱狂は生まれたのかもしれません。
グッバイ、サザエさん症候群、フォーエバー
ちなみに、僕が約1年間で製作に携わった動画コンテンツは、400本を超えてました。いくつか印象に残っているコンテンツを紹介します。(公式より)
イルコさんがフォトグラファーになる決意をしたストーリーは、涙と感動を誘います。
イラストレーター泉彩さんの「まずは描こう、上手い下手は関係ない」という言葉も忘れられない。
第一線で活躍しているクリエイターさんから学べる価値はこれからも多くの人を魅了していくと思います!
他にもたくさん魅力的なクリエイターさんのオンラインクラス揃ってます!
4. TranSe.inc とは
続いて、 TranSe inc. について紹介をします。
もともとは、映像製作から始まった会社なので、節目ごとに動画で記録を残していくカルチャーも素敵です。
少し前の動画ですが、この動画の中で、みんなが言っているように、誰もが等しく挑戦できて、新しいきっかけを与えてくれる場所。
また、your school のメンバーは、みな、それぞれが秀でた強みを持っていて、才能溢れています。これからも、ずっと、みんな、大好きです。
また、TranSeを語る上で欠かせない存在が、クリエイターであり、ファウンダーでもある、Yusuke Okawa です。
彼の製作する動画は、常に胸の高鳴りを感じさせてくれるクリエイティブだし、多くの人の心をつき動かす実行力には、尊敬しかありません。
当時、人生の谷底にいた僕は、この動画を見て心を奪われ、北海道に撮影旅行に行きました。その半年後には、TranSe で仕事するというストーリーです。
当時、彼がよく言っていたのは、
「すべての人に、動画という選択肢つくりたい、TranSeを通してつながった人たちに、いつか自分たちの事業に携わってもらえるようにしていきたい」
まさに、この言葉を実際の体験として享受させてもらいました。
これからも、ずっと、ファンです。
スタートアップは、全く切れ味の違う働き方ができるので激しく推したい。
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5.NEXT STEP
今後の話です。
ここで、僕は、your school を卒業するのですが、理由は、ピュアに事業をつくっていくメンバーの姿や、そこで出会ったクリエイターさんのストーリーに感化されたということです。
失敗を恐れ、先送りを続け、おじいちゃんになった時に、やらなかったことを正当化する自分に出会いたくない。
紆余曲折の最中だった人生、TranSe inc. そして your school と出会い、みんなと熱狂した空間で、身も心も最高にととのっちゃいました。
この熱狂を原体験として、自分の強みと掛け合わせて、世の中に役立つ体験をつくることに挑戦します。
永遠の別れとかじゃなく、これからも全力応援しますし、でも節目だから伝えます。本当にありがとうございました!!
いざっ!!!!
2022.4.30 よんくろう(池田雅紀)
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