弊社に新人が入りました

実は昨日、取材だった。取材には弊社の新人くんも見学にきまして。28歳男性。まじめで社交的な好青年で、電車の中でもしきりに「アポは誰が取るんですか?」「質問事項は誰が考えてるんですか?」「インタビューは誰がするんですか?」とか付き添いの上司に聞いてた。わたしは一個だけ席が空いてたのでそこに座ってボーーーとしてた。上司が「全部中野さんですよ」って答えてた。そうなんです、仕事してないと見せかけて実は仕事してる中野です。どうぞよろしく。今はサボってます。

新人くんは「ええーー! すごいですね!」とか言ってた。良い子だ。取材中も何やらしきりにメモしてた。「さすがに何かしないと・・・」とか言ってた。しっかりした良い子だねえ。「テープ起こしや記事作成は外注のライターさんがやるんですか?」というので、わたしがやりますよと答えたところ、また「ええーーーー! すごいですね!」と言ってくれた。褒めがワンパターンしかないらしいけど、褒めてくれるのは気分が良い。ありがとう。良い営業マンになれ。

取材後は上司と新人くんと飲みに行った。新人くんは1杯が限界とのことだったので無理してこなくて良いと言ったが、まあ、誘われたら断りにくいよな。来てくれた。「飲まない分、好きなのたくさん頼んでくださいね!」と言った直後に(あ、払うの上司だった。わたしが言うやつちゃうわ)と思ったけど後の祭り。ははは。

なんか趣味の話とかしてて「趣味って始めるのにもお金かかるじゃないですか・・・その割に友だちと話しててウケないと意味もないし」みたいなこと話し出したときは、上司と「いや友だち関係ないでしょ」「自分一人で楽しければいいじゃないですか」って言っちゃった。たぶん彼は陽の世界で生きている人なんだろうな。

あと最近彼女と別れたって言ってた。彼女は国内だけど結構遠い地域に夢を叶えるために行って、新人くんは金銭的に結構援助してたって。1年経ったくらいで「もう悪いから」って振られたって。(それ現地で男できたんじゃねえの)と思ったけど、彼は良い子なので言わないでおいた。新人くんに幸あれ。南無。