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税理士紹介会社に思うこと

(記事投稿後、当記事が新型コロナウィルスに関係する内容だとして注意喚起が出てくるのを確認しましたが、そんな要素はどこにもないので困惑してます)

今日は、自分の思うまま適当に書きます。税金の制度の説明の投稿は、間違いがあるとマズいので一応きちんと調べて書いていて、そうするとそれなりに時間がかかるのですが、ちょっと最近いろいろ立て込んできたもので構成もあまり考えずにサクッと。

そういえば最近、さるところに記事を書き、ただテキストを書くのだけじゃ能がないと思い図表も添えたらその図表を盛大に間違えました。結果、一部の界隈で話題となりました。大変反省しております。

では本題。

税理士紹介会社の営業電話はしょっちゅうかかってくる

営業電話というのはどの会社でも大なり小なりかかってくるかと思いますが、特に税理士として独立開業すると、税理士紹介会社からよく電話がかかってきます。IT・Web系の会社からもかかってきますが、今回はそれは措いといて。そして、どことはいいませんが、この税理士紹介会社で業界ではとても著名な会社であるB社があります。

そのB社のビジネスモデルはちょっと独特で、とある機器をリースするのが主であるところ、リース料金がちょっと割高となっており、なぜ割高かというと税理士(顧問先)紹介機能が付くからだというわけですね。もうこれでわかる人にはわかります。

このB社がまあ営業熱心でして、断ってもなおくらいつく。機器はいらないというと、機器なしのプランもあると言ってきたり、それを断ったらさらに別のプランもあると言ってきたり。

そして、「案件はたくさんあるのですが、(わたしの住む)群馬県で対応できる税理士が少なくて」などと言ってくる。それが本当かどうかは知らないけれど。

ただね、電話しているのが学生バイトかどうかは知らないけれど、語尾が上がる⤴話し方⤴をするのですよ。自分はそれがわりと気になる。

電話での話し方はともかくとして、自分はこの税理士紹介会社に対して、そもそもの存在意義に疑念を抱いています。

税理士紹介会社に本来的な仲介機能があるとはちょっと思えない

税理士紹介会社ってどんな機能があるんでしょうか。あえて税理士紹介会社を使って税理士を探すことで、利用者側(法人や個人事業主)にどんな利点があるのでしょうか。

というのが、特に法人が税理士紹介会社を利用しようとする場面についてはいまいちよく分からないのです。

もしかしたら、法人は、その法人の特性に合った税理士を紹介してくれるという、本来の仲介機能を税理士紹介会社に期待しているのかもしれません。

本来の仲介機能とは、間に立つ者(税理士紹介会社)が双方にそれなりの情報を有していて、「あなたの会社(ないし経営者)の特徴からするとこの税理士が良いでしょう」とマッチングさせることです。

結婚相談所における、熟練の職業的仲人ですね。(結婚相談所を使ったことがないのでよく分かりませんが)

つまり、税理士紹介会社がそれなりの知見をもって選別機能を有するということです。自分に合った税理士がよく分からないから紹介してくれ、という感じですかね。

が、話を聞く限り、税理士紹介会社がこの機能を持っているとは到底思えません。まあおよそ、法人のオーダーに応えて真剣に税理士を紹介している風には見えないです。

先のB社では、税理士についてはひたすら電話営業しているのと同様、法人等にもひたすら電話で営業しているっぽいのですね。どういう風に営業しているのかは知りませんが。もしかしたら、顧問料を下げられますといって営業しているかも。

そういってともかく集めて登録した法人を、無造作に、そこに登録している税理士とマッチアップさせているだけな感が満載です。紹介会社にはなーんの機能もない。たんにプラットフォームを提供しているだけ。

税理士側からすると紹介料は高いし、潜在顧問先は難アリが多い

紹介料は会社によって様々なパターンがあるようですが、初年度では年間報酬の半分は支払う必要があると思っています。

そして、こういった紹介会社を使おうとするところ(法人)は、玉石混淆ではあるものの、税理士的にいえば石が多いと言わざるを得ないです。

だってそりゃ、普通の婚活だって、良い条件の人はそういったサービスを使わなくたってリアルでちょっと行動すれば自然とマッチングしますよね。つまりそういうことです。

そうはいっても、税理士紹介会社を積極的に利用している税理士もいらっしゃるので、使いようだとは思いますが。

でもまあ、この群馬県前橋市という、知り合いの知り合いでだいたいの人は繋がっていく地域で、税理士紹介会社はフィットしないと思うんですけどね。

『マッチングサービスの経済学』みたいな本はないだろうか

いちおう、経済学部出身なので、税理士紹介会社も含む、今の世にあまたあるマッチングを業とする会社・商売はどういった経済原理が働いているのか、そのビジネスモデルの肝となるのはなにかというのに興味があります。

ちょっと調べたら、ニッセイ基礎研究所の研究員がコラムで
行動経済学から見たネット型マッチングサービスの課題と期待~コロナ禍における少子化対策として~」と題する、婚活市場について書かれたものがありました。

このコラム自体は興味深いものでしたが、利用者側の視点なので、サービス供給者側の視点に立った、ビジネスを成立させる要件といったものが気になります。

ということで、今日はたんにダラダラと書いただけでした。

本日は以上です。ご覧いただきありがとうございました。


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