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年始の好天時に行く関越道日帰りスキー必勝法 その1 ~関越トンネル越境の是非~

ということで、年末の29日に引き続き、この2日にもスキーに行ってきました。今回は湯沢にある舞子スノーリゾート(写真)。
隙あらばスキーに行こうとするぐらいはスキーが好きです。(図らずも駄洒落になってしまった)

年始休み真っただ中の1月2日で、好天が予報されていてまたその翌日から再び寒気がやってくるという予報もある中で、混むだろうなーと思ってましたが、案の定混んでました。ゴンドラ乗るのに20分待ちとか、久しぶりでした。盛況で何よりだとは思いますが。

さて、本題です。
このように、年始の好天時を狙って、車で関越道に乗って行く日帰りスキーの必勝法(…は大袈裟ですが、心がけた方が良いと思ったこと)を以下、述べていきます。今回その1です。まずはタイトルの通り・・・

関越トンネルを超えて新潟県側に行くことの是非を考えよう(ぐんまのスキー場の方が良いんじゃない)

・・・です。

今回も前回12月29日と同様、尾瀬岩鞍にしようかとも思ったのですが

①前回行った29日からまだ一週間も経ってない
②尾瀬岩鞍に行く手前の坂道にて、四輪駆動ではない自分のクルマだとたとえスタッドレスを履いていてもさらにチェーンを巻く必要があるかもしれなかった(でもたぶん、不要だった)

ことから、違うところにしようということで、高速道路インターチェンジ(IC)からも近く、ほぼ行ったことがない、そしてゴンドラがある(長男がゴンドラ好きなので)、舞子スノーリゾートにしました。

ほぼ行ったことがないスキー場に行けたというのは良く、スキー場自体もいいところだとは思うのですが、果たして年始の1月2日に行くべきかは再考の余地があるな、と考えました。

理由は以下、目次の通りです。以下、解説。

(1)(あくまで標準)所要時間は変わらないけれども、高速料金は余計にかかる

尾瀬岩鞍と舞子とで、規制がなくスムーズにいった場合の地図上の所要時間を比較すると、ほとんど変わりはありません。

沼田ICから尾瀬岩鞍まで約32km。クルマでおよそ40分。
尾瀬岩鞍最寄りの沼田ICから舞子最寄りの塩沢石打ICまで約50km、塩沢石打から舞子スノーリゾート日帰りセンターまで約2.5km。クルマでやっぱり40分くらい。

ということで、ほぼ同じ。

一方、どらぷら(by:NEXCO東日本)で高速料金だけ比較してみると、我が家からは関越道を北に行くときはいつも渋川伊香保ICを使っているのでそこから起点で

渋川伊香保IC~沼田IC 片道770円
渋川伊香保IC~塩沢石打IC 片道2,120円
※いずれも1/2  8:00に渋川伊香保IC出発 ETC利用時 

と、片道1,350円、往復にして2,700円の差と、家族四人の外食一食分くらいはあります。

(2)とくに年始は渋滞リスクが格段に高まる

①は、標準時間での比較でしたが、実際はチェーン規制、速度規制がほぼ確実にあります。

今回は
①行きの下りは下牧PA先頭の渋滞
(下牧PA以北でチェーン規制をしていたため、そこで目視確認のための規制渋滞)
②帰りの上りは沼田ICでの合流に端を発する渋滞
③赤城高原SA利用のための渋滞
が発生していました。
なお、渋川伊香保ICより上り側では、速度減速を要因とする前橋IC先頭渋滞や、ともかく交通量が多くてサグがある高坂SA付近先頭のおなじみの大渋滞が発生していました。

このうち、①については沼田以北なので、関越道を使わなければ回避可能です。②については、今回は下牧PA付近を最後尾に断続的に渋滞していて、沼田ICから合流してしばらくすると解消するので、沼田以北に行っていなければ影響は少ないです。

まして、今回の1月2日はスキー客のみならず、帰省客も大勢います。普段の冬の週末より交通量が多くなっていました。

一方、尾瀬岩鞍に行っていたとしても120号で渋滞が発生していた、とは思います。

それでも、椎坂バイパスができたおかげで格段に車の流れが良くなっており、
経験上では行きはそこまででもなく、
帰りの沼田ICへの渋滞も、複数ルートの存在(12月31日記事参照)によりある程度の回避が可能、だったと思います。
最悪、自分の場合は、高速を使わずに下道で帰ってくるという選択肢だってあります。

(3)雪質は断然尾瀬岩鞍に軍配が上がる

これは、スキー、スノボをやる人にとっては説明不要でしょう。

尾瀬岩鞍の標高は、ベースで既に1,000mを超えています
(トップは西山第三ロマンスリフト終点1,703m)
舞子のそれは、トップですら1,000mに達しません(奥添地クワッド終点920m)。
(ベースはゴンドラ乗り場で320mくらい)

また、全般的に湯沢エリアはベースの標高が2~300m台(神立スノーリゾートで460m)なので、その分気温が低く湿雪となり、あぁ、湯沢の雪だなぁと感じます。

一方、尾瀬岩鞍ほか、沼田IC利用のスキー場となると、全てベースで1,000mを超えており、かつ、いったん越後山脈を越えてきているので、雪質はさらっさらです。ぐんまのスキー場は「からっ風パウダー」と名付けその雪質をアピールしています

(4)パウダー4ぐんま(リフト券)の存在

12月31日記事で述べた通り、パウダー4ぐんまというリフト券があります。

これ、なにがいいって、リフト券売り場での交換が不要なんですね。

今回、コンビニで事前にリフト券(引換券)を購入して行ったのですが、コンビニでの購入の手間と、スキー場で引き換えるときの手間と並ぶ時間がかかってます。
これが削減出来て、事前購入しておけばダイレクトにリフトに乗れるというのは、大きいなぁと思いました。


ということで、いかがでしたか。(って書くととたんにトレンドブログ風になっちゃいますが)。クルマで日帰りスキーに行くなら、新潟側まで行かずとも、ぐんまのスキー場に行くのが最適なのではないかと思います。

・・・カンのいい読者の方であればお気づきかもしれませんが、この文章を書いているのは、群馬県民です。つまりそう、群馬県びいき、群馬県に利害関係があることを否定しません。皆さん、ぜひ、群馬県にお金を落としていただき、わがこどもたちの教育環境充実にご協力ください。

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