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持つ者と持たざる者

“想像力の欠如”





人間そのステージに立たないと見えないものがある

これは前にも言った話で自分が体感して肌で感じないと想像すら出来ない世界や感覚というものが現実的に存在する



人は自分の目線の高さでしか物事を見れない、通常自分の身長より高いその壁の向こう側は見えていない

それは何らかの方法で自分の目線をもう少し高くしないと見えない世界だからだ



だから今の目線の高さ、いわば立場でいくら考えても壁の向こうの世界を完全に分かることは不可能なのだ



だがしかし、最低限想像力は働かせよう

その壁の向こう側には自分の考えとはかけ離れた世界が“あるかも知れない”くらいの想像力は必要だ



しかし、中には 自分には想像も出来ない世界があるかも知れない、という認識を、そう考える想像力を、持つことをやめてしまう または持てない または持つことに気付きもしない いわゆる視野の狭い人達がいる

つまり世間知らずのおバカさんだ




自分が満たされているから、満たされていない人の状況や心境を何一つ想像出来ない、いや、想像しようとしてない、…想像するという発想が頭に浮かばない幸せ者のことだ



そんな人間は自分が心地よい家に住み、清潔な服を着て、温かい食事を食べ、安心して眠れる環境にいながら、『人間はお金や環境じゃないよー』とかふざけた寝言を平気で言うのだ。

完全に想像力の欠如。

頭の中がお花畑なんだろう



ならお前は今日寝る寝床も定まらず、何日も風呂にも入らず着替えもせず、何日まともな食事をしてないかも覚えてない、悪辣な環境だとしても同じように『人間はお金や環境じゃないよー』とか言えるのか?想像してみろよ?



どんなバカでも答えは明らかだろう





万が一、自分の血の滲むような努力や泥水すするような思いをして今の環境を手に入れてるのなら、あえてその『人間はお金や環境じゃないよー』っていう人の神経逆撫でするようなマウントを取ってもいいだろう、もしかするとその権利があるかも知れないからね



ただ、たまたま生まれが良かったから、ちょっと可愛くてちやほやされたから、などという努力や実力が伴ってない分際で今たまたま良い環境で恵まれてるからといって『人間はお金や環境じゃないよー』などという綺麗事をバカみたいに何の考えも想像力ももたず平気な顔で言うのは世間知らずの幸せ者もいいとこだ




今回は

『人生は学歴じゃないよー』

『幸せはお金じゃないよー』

『人間はルックスじゃない中身だよー』

『ツイッターはフォロワー数じゃないよー』

とか言ってる甘ちゃん全てに当てはまるお話でした




持つ者の理論と持たざる者の理論は永久に交わる事はない

だからこそ、その両方を知り正しく判断していきたい



あくまで主観で。



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