試してみないとわからない。

今日は、ビジネスのほんとに基本の基本の基本のことを体験したことを書きたいと思います。

自分の専門のことを勉強したり、技術を磨いたり、ストイックに極めようってなると、自分ができていることは当たり前で価値がないような錯覚に陥ってしまいがちです。私もそんな感じでした。

それで先日、勉強会で講師としてお願いしますって依頼が来て、いいですよお役に立てるなら！ってあまり深く考えないでオーケー出して、後からその勉強会のテーマ聞いたら、ドンピシャで私の苦手分野だったんです。自分の勉強してる専門内のことだから、まあまあ勉強したけど、「自信あります！ナンでも聞いてください！！！」っていうトピックじゃない。なのでコーディネーターの方に、「参加者さん達はどんなこと聞きたがってるんでしょう？事前アンケートみたいなのありますか？」って聞いたら、ありますよー、こんなことらしいですよ、って大体の質問を教えてくださいました。

その質問聞いて、あーーーーー、そういうことでいんだ。そういうこと欲しがってたんだ。って私が自分で悩んでた方向と違う方向に興味があるらしいので、これならいけるなってホッとしてました。

このやり取りで、思ったのは、「相手の欲しいことを細かく丁寧に聞いていく」っていう基本がどこに行っても大切なんだなということです。

ビジネスとかカウンセリングとか難しく考えればどんなにも難しく出来るけれども、でも基本に戻ると、ほんとにシンプルなことなんだなと改めて感じました。