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しゅわしゅわをあなたと 解説

こんにちは、すけたんことyonex5goです(ヽ´ω`)
前note記事は、とにかく制作の時系列に沿ったとても読みづらい書き散らしでしたが
今回は、曲の内容にフォーカスを当てて、かっきりしっかり順序だてて書いていくので、きっと読みやすいと思います!!!
……きっと……(ヽ´ω`)オイ

さて、僕が今回参加した、 #勝手にVTuberテーマ曲コンピ  vol.2は、あなたの推しVtuberのテーマ曲を勝手に作っちゃうコンピ企画の第2回です。

https://youtu.be/2i_gJ3FWf_k
第一回もあって、そちらは、神城くれあ様(@kamishiro_kurea)へ、「おまかせ!忘れろビーム!」という曲を贈らせてもらいました。

https://note.com/yonex5go/n/n6332e3b232d7

今回は、お狐様ゆいの様(@yuino_fox)をイメージして、
しゅわしゅわをあなたと
という曲を作って贈りました。

https://twitter.com/yonex5go/status/1431785923943940097?s=19

Full ver.は主催の西森様(@MuriNishimori)のBOOTHより

https://muri-nishimori.booth.pm/items/3224456

お狐様ゆいの様の紹介

そもそも、"お狐様ゆいの"とは、どんなVTuberか?
まずは、You TubeとTwitterをご覧くださいませ。

https://youtube.com/channel/UC_oRPJpMJkAXtVntLysNdMw

https://twitter.com/yuino_fox?s=09

山の上のお狐神社に住むゆいの様は、2000年以上生きるお狐様。
貧乏神に取り憑かれ、貧乏になってしまうが、神社を盛りたて、貧乏を解消しようと、毎日頑張ってます!

You Tubeでは、雑談配信がメイン、ゲーム配信はちょこちょこ。
最近、ASMR配信にも挑戦をしている。
売れるために活動しているというよりかは、自分が楽しむために活動しているタイプという印象を僕は受けました。
コメント欄への反応は、丁寧に、かつ、フレンドリーであり、実家感のある落ち着いた配信という印象。
配信時間は、かなり不定期で、通知をしっかりオンにしておかないと結構見逃したりする。
だいたい大人のしゅわしゅわドリンクを飲んでる。
ほぼ毎回飲んでる。
禁しゅわしてた時期もあるらしいけど、だいたいの配信に缶のプルタブを開ける音が入ってる。
ほしいものリストにしゅわしゅわが入ってて、リスナーから送られてくるのだが、嬉々としてのんでる。
甘めのしゅわしゅわが好きで、反面ビールは飲めないらしい。
大のしゅわしゅわ好き。
ちなみにめっちゃ強いわけではなさそう。
Twitterをみると、人懐っこい性格が垣間見え、分け隔てることなくコメントなどの反応を返している姿をよく見かける。
反面、寂しがりやなのか、結構人恋しくなっている様子が伺える。
そういうときは、手軽に配信できるツイキャスで、ゲリラ雑談配信をしていたりする。
こちらこそ、本当に不定期で、通知をオンにしていないと、絶対見逃す。
最近は、リスナーである"小狐"が開くTwitterの機能のスペースに聞き専で参加し、声を聞きたい欲を満たしているそうな。
後述する、神城くれあ様とは、古くからの付き合いらしく、お狐様としてVTuber活動をする前からの付き合いがある様子が最初期のツイートで伺えた。
また、神城くれあ様とは、公式で夫婦関係であると発表があったり、ちょくちょくプライベートで通話していたりと、ただの友人関係を超えた仲の良さを垣間見ることができる。てぇてぇな!!!

推しについて

僕の推しについては、神城くれあ様をイチ推しとし、基本的にそこから繋がる縁のある方々を推していく傾向がある。
ちなみに、神城くれあ様は、毎平日の朝にラジオ配信を欠かさず行っており、つい最近、その活動が2周年を迎える(すごい!!)など、安定した配信をしているため、日課として、毎日癒やしをもらえるお方。
前回#勝手にVTuberテーマ曲コンピ では、「おまかせ!忘れろビーム!」という、神城くれあ様をイメージして作った曲を勝手に作らせてもらい、ありがたいことに朝ラジオ配信のEDテーマとして採用していただいている。

そんな僕のイチ推しのために、また曲を作ろうと思ってた矢先、嫁であるゆいの様の曲案が生えてきてしまい、しかも、思いの外いい感じになりそうな予感がしたために、予定を変更し、ゆいの様のためのしゅわしゅわ曲を作ろうと思いたったのでした!

どんな曲にするか

まず、ゆいの様はお狐神社に住む純和風のお方。
そのため、とにかく和風のメロディがいいな!と思い、真っ先に浮かんだ楽器が、琴と尺八。
そしてしゅわしゅわが好きということで、しゅわしゅわ飲んでいい気分ー、っていうイメージをもとに適当に鼻歌を歌っていると、サビのフレーズが完成。
そして、前回Vコンピの参加者の、かにみそさん(@KANIMISO1230)の「恋の聴牌多面張」(https://youtu.be/DTi58t90cCc)で、えっろいベースとカッケーエレピを聴いて、僕もあんな感じにしたいなー!なんて思って、エレピ採用。
楽器が決まったら、曲の方向性を考える訳だけど、まず想像した曲が、うたわれるものの「夢想歌」(https://youtu.be/p4CCYiAULT0
結果として、全然違う雰囲気になったけれど、なんとなく雰囲気は感じてくれるかと。
もう一つ、想定したのが、前回Vコンピの参加者の佃龍門さんの(@ryumonmon)「烏天狗は斯く語りき」(https://youtu.be/oskK2vbQdyI)。
HIPHOPな感じではねるリズムだったけど、曲の雰囲気とか和楽器の使い方などを参考にした感じ。
学生のときにめちゃめちゃ聞き込んだノベルゲーム系のオープニングなども、ちょこっと想像しながら曲構成考えたり。
あれ系って、最初にテーマフレーズとともにキャラ立ち絵とかスチルとかの一部を使ってササッと雰囲気出して、イントロ入るところで、さぁカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!って感じあるから、イントロからAメロにかけては、そういう映像も想定しながら構成したよね!
あとは、ゆいの様自身が初配信あたりで、日常系アニメみたいな存在でありたい、と言ってたのも少しは効いてるかもしれない。
日常系アニメのようなほわほわのんびりした雰囲気をだせたかなー?

曲に関して(楽器構成)

かわいらしいお方なので、ほわほわした雰囲気にしたいなぁと思い、空間広め、音像丸めに仕上げました。
テンポもゆったり落ち着いた感じ(BPM118)、リズムもわかりやすい感じ、とにかく聞きやすさを重視して作ったので、それを感じてもらえたら嬉しいなー。

僕の曲作りで少し特殊なんだろうなぁって思うのが、バンド構成を考えてしまうところ。
実際に演奏することを想定してしまうんだよねぇ(ヽ´ω`)
ということで、いかれたメンバーを紹介するぜぇ!!

Vo: 
ほわほわしたお姉さんなんだけど声は幼め。息多めで癒やし効果強め。しゅわしゅわは弱いけど飲む。
Key1:
エレピと尺八担当。鍵盤枚数は増えがち。バッキング得意だけど、今回は聞きやすさ重視のため自己主張は抑えめ。しゅわしゅわはそこそこ強い。
Key2:
琴とPAD担当。鍵盤は大きいの一台をスプリットで音色分けがち。今回は、強弱つけるのに力を入れたらしい。しゅわしゅわは飲めるけど弱いしすぐ寝る。
Gt:
サポートメンバー。ステレオ感を重視。ホントは歪み系でゴリゴリが好きなんだけど、今回は自重してもらった。しゅわしゅわは強い。
Ba:
寡黙な仕事人。むっつりすけべ。土台をしっかり支えてくれる縁の下の力持ちだけど、ちょくちょく自己主張は挟む。しゅわしゅわは強いけど一人で黙黙飲むタイプ。
Dr:
実は一番自己主張強い。フィルイン巧者。金物多めタム多め。しゅわしゅわは強いけどセーブが聞かないタイプ。

(※脳内妄想。しゅわしゅわの項目は後付)

ハイは、和風楽器2点が担当、ちょこっとエレピ
ミドルは、歌声をメインに、エレピとエレキでフレーズ感だして
ローミドルにパッドで空間感を演出
ローは、ややエッジ強めのベースで、強すぎず丸すぎず

ドラムは、やっぱりチャイナシンバルの音好きなんですよねぇ……多用してしまった。
スネアは、丸みを出すためにカーン音はやや抑えて、かつアタックが強め。ちょっと懐かしい感じ?
バスドラは、重く太く、土台をしっかり支えてもらうように、サブキックシミュレータきかせて低音鳴らしてどっしりと。
アンビエントはガッツリ潰して空間広めにする感じ。

今回は、ステレオ感は、ハード音源(FantomX7)頼みで済ませたやつ。
ボーカルやハモリ、音声素材に関しては、トラック複製して加工してステレオ感を出したけどね!

ちなみに、今回の総トラック数は52(+MIDIが20)
ボーカルトラック11
ハモリトラック6
音声素材トラック11
琴トラックが3
尺八トラック1
PADトラック1
エレピトラック3
ギタートラック1
ベーストラック1
ドラムトラック14

総バス数は35
マスターバス1
ボーカルバス5
ハモリバス3
音声素材バス2
琴バス1
尺八バス1
PADバス1
エレピバス1
ギターバス1
ベースバス2
ドラムバス14
センドリターン3

個人的には、音数の割に結構なトラック数になったんじゃないかなと。
ドラムの空間表現に力を入れました!
EDMとかはきっとトラック数100とか超えるんだろうなって思うとDTMerすげぇなーって常々思うやつ。

曲に関して(ボーカル)

ボーカル音声は、相変わらずNeutrinoさん(https://n3utrino.work/)。
これが無料で使えるっていうんだから、すごい話だよ!!
今回はどのモデルで作ろうかなといろいろ吟味。
ちょうど7月くらいにモデル追加がいくつかあったため、いろいろ試し聞きをしてたけど、雰囲気的にずん子さんかなーと思い試してみたら、バッチリハマるという。
フォルマント少し上げたら、息多めのいい感じの声になったので、そのまま採用!
歌声については、正直あんまり手を加えてない(ヽ´ω`)
Neutrinoさんの表現が僕の解釈にしっかりハマってくれるんですよねー。
まぁ細かくビブラートとかホントは手を加えるべきなんだろうけど、時間がなかったのも相まって、ほぼほぼノータッチ!です(ヽ´ω`)

みんなNeutrinoつかおう!!

曲の展開と歌詞などの解説

ここからは、曲の展開に沿って、詳細に解説していきます。
コードは、理論不勉強のため、割愛!
コード理論わかんないよ~(泣)

イントロ
"あふれる想い 弾けるキモチ しゅわしゅわをあなたと"

いきなりのタイトル回収。
イントロフレーズはサビフレーズをBPM94でゆっくりと聞かせる感じ。
ボーカルが入りの曲って、やっぱり掴みとしてはやりがちだよねー。
今回はわかりやすさ重視してるので、そういうところも意識してたり。
楽器は、PADを広がらせて、エレピを鳴らす、シンプルなもの。
コード的にはあんまりひねったものは使ってないつもり。
最後が、A♭M7 9 11??適切なコードがわからんが、そんなんならしてたけど。
歌詞は、ほんのり恋心を表現するのと、しゅわしゅわを印象つける"あふれる""弾ける"をチョイス。
ってか、もともと恋心要素は想定してなかったけど、配信者からリスナーへの気持ちって、一種の恋心だよね?って思い、スパイスとして加えたら、しっかりハマった感じ。
その案を思いつくまで歌詞作は難航していたのだけれどね!

ステレオ感を広げた後、意識を真ん中に向けるために、少し強めのベースとドラムをイン。BPMを118に引き上げてイントロ間奏へ。
和をイメージつけるために、琴と尺八でメロディ鳴らす。
作曲時の鼻歌ですでに脳内で完成していたやつ。
エレピを刻んで、ベースを動かして、ドラムは割とわかりやすい感じにしました。
​エレキは、フェーザー?きいたかんじの空間担当な感じで、もともと入れる予定のなかった楽器だのだけれど、いろいろハード音源当てはめるうちに、ギターならしたらめっちゃ雰囲気あったので、採用!

Aメロ1
"こんこん こんこん 挨拶して 今日もお狐神社でこんこん
遊びに 来てくれると 嬉しくなって しっぽも揺れる"

一度イントロ間奏で盛り上がったところを落ち着かせるために、楽器をエレピとベースのみに。
フレーズとしては、ほんとにひねりなくわかりやすいメロディと伴奏を心がける。
最初の5音同じ音が続くところをどう活かすか考えたときに、ゆいの様の配信の挨拶である「こんこん」を採用、2つ重ねて挨拶を交わすところから配信が始まるさまを表現。
更に、ゆいの様はお狐神社に住むことをさらっと説明しつつ、もふもふなしっぽがとても魅力的であることもさりげなくアピール。
そして、Bメロへ続く展開に、エレピでフィルをキメる。
ちょっと流れを崩す感じに、溜めるフィルにしてみた。
いいところはチャイナシンバルを使っちゃう。

Bメロ1
"今日もはじめちゃおっかな もちろん準備OK
用意したしゅわしゅわ お気に入りなの
誰が遊びに来るかな 誰も来ないかな
期待も不安も ぜんぶのみほして"

Bメロは、Aメロに反して、意識をハッとさせる目的でキメ多用。
今日も配信しよっかな!もちろんしゅわしゅわはお気に入りなのを用意したよ!っていう場面を想像して歌詞にしました。
和風感を出すために、和楽器イン。
ここは展開的には、起承転結の転、早めのフレーズで、感情が揺れ動くさまを表現する狙い。
衝動を湧き上がらせては止めて、湧き上がらせては止めて、を表現するために、エレピとベース、ドラム以外のトラックをオートメーションで適宜カット。
PADに至っては、クレッシェンドさせてガッとオフにする、を繰り返して、疑似リリースカット感を出そうと頑張りました。
中間の琴のフィルは、しゅわしゅわを注いで泡立つ様を表現。
後半の歌詞は、配信とかをしたことがある人はわかるかもしれないけど、配信立てたところでもしかしたら誰も来ないんじゃないかっていう不安を表現。
でも、それをしゅわしゅわと一緒にのみほしちゃおう!!っていう前向きに(?)転換する感じ。
サビにつながるフレーズは、少し期待感を表すために、音階をだんだん上げていく表現。
その助走のために、直前のフレーズは少し雰囲気を下げることを意識。
そこらへんは尺八のフレーズとかがわかりやすいかな?
Bメロ前半は、だんだんと上がっていく音階だけど、Bメロ後半へは一度音階を下げて、サビにつながるところでだんだんと上がっていく音階。
地味にこういうところ意識してたりするんですヨ?
そしてドラムのフィルと、配信から拾ってきた無駄に美味しそうなしゅわしゅわのサンプルとKP!音声に繋がります。
KP!音声を使おうと思った理由は、贈ったVTuber様が配信で使う際に、コメント稼ぎを誘発しやすいようにという想定の結果でもある。
もちろん、ゆいの様といえば、KP!だよね!っていうのが一番の理由だけどね!
KP素材の多さは異常(ヽ´ω`)

サビ1
"心の中 で弾ける想い しゅわしゅわ いい気分
あなたとなら 楽しいからね ふわふわ 夢気分"

サビは、もう、わかりやすさ重視。
ひねりなくエレピもベースも伴奏に徹してる感じ。
尺八のシャクリ的な表現とかは、うまい具合になったと思う。
フレーズ作曲の段階で、歌詞の"しゅわしゅわいい気分"と"ふわふわ夢気分"は浮かんでいたけども、間にどういうことがらを込めるかで悩んだ。
視点としては、ゆいの様視点の曲なので、しゅわしゅわ飲んだらどんな感情になるかを考えながら詩作したのだけれど、全然思い浮かばず。
そこへ、ゆいの様から小狐への"恋"の要素を盛り込むことで、やっと思い浮かぶ。
しゅわしゅわの泡立ちと、心で弾ける気持ちをかけ合わせて、"心のなかで弾ける"と表現。
あとは素直に、リスナーと過ごす時間は楽しいよねっていう真っ直ぐな気持ちをそのまま乗っけた感じ。
全体的に、わかりやすく、かつキャッチーなサビに仕上がったと、我ながら感心しています(ヽ´ω`)

間奏はイントロ間奏と同じなので割愛。

Aメロ2
"今日も静かな 山の上 お狐神社 お賽銭こいんこいん
お供えもしてくれたら 嬉しくなって お耳も揺れる"

二番に入って、一番よりも展開が進んでいるため、1番Aメロにエレキギターをイン。
大きな違いではないけど、差異は生まれたかも?感じてくれると嬉しい。
歌詞では、お狐神社は山の上にあるよっていうことをさらっと紹介。
ゆいの様が、配信のスパチャをお賽銭と称し、スパチャが来ると必ず、
「こいんこいーんちゃりんちゃりーん(あざまる!)」
っていうので、こいんこいんを採用させてもらう。
初配信で、近所の子供とかにお供えしてもらったりしてるといっていたり、
欲しい物リストに乗っけたものを贈ってもらうことを、お供えと称したりするところから発想を得る。
そして、VTuberモデルの耳が揺れて可愛い様をさり気なく表現。
ケモミミはいいぞ……ッ!(ヽ´ω`)
Bメロへのフィルは、1番とちょっと変えて溜めずにスッキリとさせた感じ。

Bメロ2
"急にさみしくなって 不意に泣いちゃいそうで
声が聞きたいな 大好きなあなたの
だから用意をしたの 今日はとっておき
あなたと会える 魔法のコトバ"

Twitterとかで声を聞きたいとか言ってるのをみてて、割とすんなりと出てきた歌詞。
寂しくて泣いちゃうイメージは強いよね。
声が聞きたいとか言って、リスナーにカラオケ投稿してほしいとか言っちゃうくらいだしなーゆいの様(ヽ´ω`)
そんな、ゆいの様が割と感じがちな寂しさを表現するために、一番とは違い、エレピ以外の音すべてをオートメーションでカット。
一番と二番聴き比べてみると、結構印象が違うのを感じてくれると嬉しい。
Bメロ真ん中のフィルは、エレピがもっと目立ちたいって言ってきたので、琴のフィルを廃止して、エレピ凸な感じに。
某かにみそさんの某テンパイな曲の展開みたいに、二番Bメロでエレピカッケーしたかったのもあるけど、僕のセンスだと、この程度が限界なんだよなぁ……(ヽ´ω`)
後半の歌詞は、KPが果たしてあなたと会える魔法のコトバかどうかはさておき、KPって言ってるときは基本的に配信とかしてるし、実質あなた(小狐たち)に会えてるよね!!っていうやや力任せな歌詞になってしまったのは否めない(ヽ´ω`)
Bメロ後半からサビへの繋がりは一番Bメロと同じく、助走のために一度旋律を落としてから上げていく感じを採用してるけど、フィルで琴を使わなかった分、ここで琴を凸させるために、尺八をオフ。
さりげないながらも、一番のBメロとは差別化が図れたかなーと個人的には満足している点です。
そして、2拍子フィルKPKP!を経てサビへ。
2拍子フィルで、ベースが自己主張しようとしてるけど、KPKPに完全にかき消されてるよね(ヽ´ω`)カナシミ

サビ2
"溢れちゃいそうなこの想いは しゅわしゅわ いい気分
よいに酔われ 気持ちよくて ほわほわ 夢気分"

音源の方は一番と変わらないので割愛。
歌詞の方は、一番と同じく、溢れ出る恋心を、しゅわしゅわの泡がグラスから溢れそうになる様に掛け合わせて表現。
"よいに酔われ~"は、そのままゆいの様がしゅわしゅわ雑談をしている様をストレートに書いた感じ。

間奏~尺八ソロ
二番サビ明けは、雰囲気落としがちな僕の作品。今回もご多分に漏れず。
ロータリーなエレピを最初想定して構成してたんだけれど、
制作段階で、ゆいの様がASMR配信に挑戦し始めたので、
ASMR雑談時の挨拶のささやきこんこんを拝借して、ASMRもやるんやぞ!という魅力をアピール。
それに合わせて、琴とエレピをPANで左右動かすことで、ASMR感を増す狙い。
後半から、エレキギターとベース、尺八がインすることで、盛り上がりを狙う。
特に尺八は、ASMR特有の浮遊感を表現するために、モジュレーション多用してみました。
(ささやきこんこんと、おにぎりの具ランキングASMRと音声素材悩んだけど、今回はおふざけなしの方向だったので、おにぎりの具音源は不採用に)

尺八ソロは、直前の間奏とは違って、しっかり吹き表す感じに。
もちろん生感をだすためにモジュレーションホイールをつかって、息ベント感を出そうとしてるけどね?
オチサビの転調につなげるために、フィル後は無音に。

オチサビ
"二千年生きて いろいろあって ここまで来たけれど
あなたに会えた 今が一番 だと密やかに想う"

雰囲気を落として、最後のサビにつながるように、-1の転調。
エレピといえば、Lo-Fi!って感じに、前半はLo-Fi感に雰囲気を寄せる。
歌声はすこし歪ませて、ラジオ感を出す。
空間広めに琴を響かせて、エレピは少しサチュレーションぎみのオクターブ上、
Lo-Fiっぽいドラムはクレッシェンドしてだんだん入ってくる感じ。
歌詞のほうは、2000年以上生きるお狐様という情報を盛り込みつつ、
再び恋心をインストールして、密かにリスナーをお慕いする様を表現。

"そして いつの日か 有名になって みんなでお祭り騒ぎ
いまここにいるのは みんながいるから 感謝しているから"

後半から、和風といえば、祭囃子!というステレオタイプにより、お祭り感に。
神社といえば、例大祭とかあるしね?多少はね??
後半は尺八を祭り囃子の鼓笛のように表現。
伴奏は、懐かしさ成分とセピア感な哀愁が出るように、エレキギターをイン。
ってか、Lo-Fiと祭囃子がこんなに親和性高いとは思わなくて、想定以上のシナジー効果が生まれてしまったのを感じてる。
歌詞は、初配信で、大きくなって分社とか作りたい!とか言っていたのを、神社の知名度と規模が大きくなれば、お祭りも催せるよねと、曲解してこのような表現に。
あとは、そのまま活動できるのはリスナーのみんなのおかげという気持ちを素直に表現。

最後はラスサビの転調にむけて、さり気なくBPMを118→121にあげて、音階もどんどん上げて盛り上がりを表現。
祭り囃子ゾーンは抑えてもらってた琴で盛り上がりと華やかさをプラス。
すこし急いた感じを出すために、四分4-4の拍を八分3-3-3-2の拍に解釈し直すポリリズム?を採用。
シンバルもいっぱい打ち鳴らしちゃったりしてな?
そしてラスサビへ。

ラスサビ
"盛大に 飲み明かしましょう 集まれ小狐たちよ
パパもママも 兄妹達も どっかの神の末裔も"

盛り上がりを狙って+2転調。
ラスサビ前で-1して、ラスサビで+2転調する手法ってずるいよね!!!
だから僕もずるくなろうと思った。
某YOASOBIの某夜に駆けるのラスサビを参考にしました!
他のサビよりも盛り上がるように、琴と尺八がめっちゃ自己主張。
あと細かいけど、スプラッシュシンバル多用してる。
歌詞は、ゆいの様を取り巻く環境に感謝する意味を盛り込むために、
リスナーの"小狐たち"、VTuberモデルを描いた月居ちよこママ(@coco_079)とVTuberモデルのLive2D化を手掛けたコトタマパパ(@KototamaVT)、ちよママの手掛けた他のVTuberのちよふぁむ、そしてゆいの様の旦那様でありバステト神の末裔である神代くれあ様(@kamishiro_kurea)を歌詞に盛り込み、みんなでしゅわしゅわ飲みながら楽しんでる様を表現。

"この想いは 湧き上がる しゅわしゅわ いい気分
あなたとならば 楽しいからね ふわふわ 夢気分"

さらに盛り上げるために、キメフレーズを挟んで、意識をしっかり向ける工夫を挟む。
ここまで一切使ってこなかった三連符を、満を持してキメに使用。
やっぱりキメにはチャイナシンバル使ってしまうんだよなぁ……(ヽ´ω`)
恋心が湧き上がるのと、しゅわしゅわの泡が湧き上がるのをかけ合わせて、歌詞はこう表現。
一番の"あなたとなら"を"あなたとならば"と文字数を増やすことで、歌声の密度をあげて、盛り上がりを図ってみたりもしてる。

アウトロ
"しゅわしゅわしゅわしゅわわ
ふわふわふわふわわ
しゅわしゅわしゅわしゅわわ
ほわほわほわほわわ"(Fade out)

アウトロは、サビの繰り返しなんだけど、さりげなくエレピが、さりげなく、自己主張してたりする。
サビのときよりも高い音程でバッキングしてたり、キメを挟んでいたり……
フェードアウトしてるからぜんぜん目立たないけどな!!
歌詞は、もうそのまま、しゅわしゅわのんで酔ってる様ですよ(ヽ´ω`)
文字で見るとすげーアホっぽい。
アウトロをしっかりキメるアウトロにしないでフェードアウトさせてるのは、お祭り騒ぎは終わることなく、いつまでも続いていくよ、っていう表現で、いつまでも続くようにという願いも込めていたりする。
いつまでも、楽しい時間を過ごしてほしいからね(ヽ´ω`)

タイトルについて

という流れを踏まえて、あらためて、タイトルの「しゅわしゅわをあなたと」について。
もともとの仮題は、サビ歌詞そのまんま「しゅわしゅわいい気分」だったんですけど、正直「いい旅・夢気分」みたいな語感で、気になってたんですよね(ヽ´ω`)
そんなときに、恋心インストールの歌詞を書き始めたときに、恋には相手が必ずいる、という至極当然のことに気が付き、しゅわしゅわを飲むならあなたとがいいな、という気持ちをのせて、「しゅわしゅわをあなたと」というタイトルと相成りました。
配信者も、リスナーがいてこその配信だし、しゅわしゅわも一緒に飲む相手がいるからこそ楽しいというもの。
全体を通して、配信者視点を通したリスナーへの気持ちをほのめかしたいい歌詞になったと思います(自画自賛)

最後に

結局1万文字超えたよ……!!!
お前はいつもそうだ。誰もお前を愛さない。
いやでも、多少は読みやすいように、段落分けてかいたけどね!
参考にさせてもらった、勝手にVvol2参加者の一人、シールドマスターさん(@shield_master5)の解説noteもよんでどうぞ(ヽ´ω`)

曲作りながら、どんなことを思い浮かべてるかなーって思い出しながら文章書いてたけど、
作ってるときは正直なんにも考えてないと思ってたけど、結構考えながら作ってるんだなーと自分の再発見ができた記事になった。
これまで積み重ねてきた音楽経験が、少しずつ曲作りに反映できていることを実感もしたし、ちょっと嬉しくなったよね。
幼少から音楽教室通って、高校卒業までエレクトーン続けて、大学行ってからバンド活動してアカペラサークルもやって。
就職して、結婚もして、音楽をやる機会が大きく減ったけど、こうやって音楽を続けられているのは、ほんとに幸せだなって。
曲なんて作れないなんて、ずっと思ってたけど、気づけば一年、少しづつだけれど作り続けてられいる。
ほんとにきっかけをくれたお方には感謝しかないんだ(ヽ´ω`)
きっとずっと言い続けると思う。
セフィラ・スゥ様(@SephiraSu)、#セフィラと夏休み宣言 という素晴らしい企画をありがとうございました。
おかげで、大好きなVTuberの方々に喜んでもらえる曲作りができています。
これからも、どんどん作っていこうと思います。

他の女の話なんてしないでよね!
ってゆいの様に怒られそうだし、ここらへんにしておこう(ヽ´ω`)ゴメン
とにかく、僕からみた、ゆいの様をしっかり表現できた曲になっていると思いますので、是非、聞いてない方は聞いてみてくださいね!!
ダウンロード(無料)はBOOTHよりどうぞ!
https://muri-nishimori.booth.pm/items/3224456

余談ですけども、いつか、この曲のMVがyoutubeにあがるかも……?
いつになるかは、ゆいの様次第、ですけどね?
どうぞお楽しみに(ヽ´ω`)タノシミニシテロ


さーて、次はなんの曲作るかなー???

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