質疑応答の方法と、良い質問をする良い方法
2020/02/06。
宣伝会議の編集ライター養成講座総合コース、「 企画アイデアの考え方」のワークショップをやりました。受講生は60人ぐらい。オンラインで4時間。
今回は、観察するときに何をピックアップすべきかという話が軸になっていった。ワークショップをやる前は自分でもそこが軸になるとは予想してなかった(そう、あれは準備していた語りではなく、その場で絞り出しているんです!)。
やっていてめちゃくちゃおもしろい。伝えたい塊はゴロンとある。それはいつも同じはず。
でも、塊を手渡すためにどう伝えればいいのか、ワークショップの反応から探りながら、後半に語るべき内容のベクトルが見えてくる感じ。みんなに導かれて喋っているのだ。
「オリジナリティというのは無理して出すものではなくて、隠そうとしても出てしまう体質のようなもので、その体質はどのように作られるのか、どうやって作っていくのか」ということを、トレーニングのなかで体験してもらいたいというのは、ワークショップ後半の(準備している)眼目の一つだ。
その中で、観察するときに引っかかる部分、それは違和感であったり、自分の興味の偏りであったり、予兆のような筋道から見つかることが多いのだけど、その引っかかる部分をスルーしないでほしい。そこから、気づきや、問いや、作るべき道が見えてくる。
というようなことを、ワークショップで実際に起こった実例をピックアップしながら語ったのだ。
質疑応答
で、そうなると。
最後の「質疑応答」が、このワークショップで各自が引っかかった部分から生じた質問になるわけで、そーとー質問を出すにはハードルの高い状況になったのだ。それでも50ぐらいの質問がチャットで寄せられて、その1つ1つに答えた。
もちろん50もの質問があったので、トン!と即答するみたいなテンポで進めた部分もあったけど、可能な限り質問を出した人と対話をしながら答えを考えた。
で。
結構ボリュームのある質疑応答をして、いろいろ気づいたことがある。
以下の2点について、メモとしてまとめる。
・質疑応答のスムーズなやり方(質問ありませんかーみたいな変な待ち時間を作らない方法)。
・良い質問とはどはなにか。良い質問の出し方。
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