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「世界を改変するための23の物語」大熱波ラジオ2

こんちにはこんばんはもしくはおはよう。テキスト版の大熱波ラジオ、第2回目です。

ゲーム『BAROQUE』の企画監督脚本の米光一成がお届けします。
基本的に #大熱波ラジオ でツイートしたものを眺めながら、つれづれなるままに「BAROQUE」っぽいものを語っていく企画。

noteの「表現道場マガジン」内の企画としてスタートさせました。ラジオっぽく喋っていく感じで書いていきたいと思っています。

最初のおたより。

おお、「世界を改変するための23の物語」というのは、米光が書こうとしていた「BAROQUE」のスピンオフ連作短編です。上級天使が、それぞれの異形を生み出す瞬間を軸に23編のショートストーリーを書く予定でした。

結局、4つぐらいしか書いてないんだっけかなー。エピソード1「少女よ、小鳥は世界に歪んでしまった」は、BAROQUE REPORT Zに掲載。そのエピソード1を改稿したものを掲載しよう(このページの下部を参照のこと)。

対数螺旋とか、歪みとか、呪文とか、使いたい言葉を使いたいだけ使うという欲望のままに書いています。
途中で、「ぼくは小鳥だ.忌まわしい世界という鳥籠に閉じ込められているが、いつかは世界から抜け出して飛び立つ小鳥だ。」というフレーズが出てきますが、これは前回話したヘッセ『デミアン』の一節「僕らは卵から生まれた少年と言う名の鳥なんだよ。卵は世界だ、生まれようと欲するものは一つの世界を破壊しなければならない。鳥は、神に向かって飛ぶ」リスペクトですな。

イラストもありがとー。

というわけで、「表現道場マガジン」購読者特典部分(この下!)には、「世界を改変するための23の物語」エピソード1「少女よ、小鳥は世界に歪んでしまった」の最新改稿版を掲載しています。エピソード2以降も(まあ、全部は書いてないので書かなきゃいけないんだけど)掲載できたらいいなー。

#大熱波ラジオ でリクエストや質問を送ってもらえれば答えます。反響がモチベーションになりますので、よろしくお願いします。

では、また次回。


少女よ、小鳥は世界に歪んでしまった

                     米光一成

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