ドミニオンすごい

ドミニオン:第二版 日本語版』をはじめてプレイした。赤羽卓美さん主催の遊読夜会で「ドミニオンを読む」というので行ってきたのだ。
『ドミニオン』は世界的大ヒット作品であり、2009年ドイツ年間ゲーム大賞受賞、19カ国以上にローカライズされ、30万本(いや、もっとかも)を超えるエポックメイキングなカードゲーム。
レビューやら何やらを読み、しかも影響を受けた作品をすでにプレイしているために、だいたい予想通りのゲームだった、にもかかわらず衝撃を受けて打ちのめされる。システムの堅牢さよ。システムの堅牢さよ。
10枚の初期カード。5枚引いて、そのカードを使って、カードを購入。カードの山がなくなれば、購入して得たカードをあわせてシャッフルしてまた山とする。それをぐるぐるまわして、どんどん自分のカードをふやしていきながら、得点カードを手に入れる。カードそれぞれの特殊効果があるものの、カードを使ってやりながら説明すれば一発で基本ルールは伝達可能で、その基本ルールは堅牢で歪みがない(例外的状況にパッチあてるみたいにルールが付け足されない)、にもかかわらずカードごとの特殊効果とその組み合わせで無限に拡張していく。ああ、すごいなー。名作というもは遊んどかんといかんなーとしみじみ思いました(最近は、アズール、ニムトをプレイして、名作ゲームを身体に染み渡らせる日々です)。

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