ライターとして独立する若くない若手

宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース 米光クラス」シーズン8が2017年03月25日(土)からスタートする。
卒業生がいまどんなふうに活躍しているか、本人に書いてもらいました。
第三弾はシーズン6卒業生の井上マサキ。
講座で「プチ専門」を決めて原稿を書くのですが、彼が選んだプチ専門は……。

井上マサキ
シーズン6卒業生の井上マサキです。フリーランスでライターをしています。
SEとしてIT企業で勤めたあと、なんやかんやあってライターとして独立したのが2014年。2015年1月に米光講座を受講しました。41歳でライター3年目という「若くない若手」です。我流で書いていた自分には、講座で「師匠」と「仲間」が出来たことがなによりも財産になりました。

■Web
エキレビ!、ジモコロ、サンポー、親子お出かけ情報いこーよ、TIME&SPACE、R25 などに寄稿。お笑い、パパ育児、大喜利、スマホアプリが得意分野です。

■企業案件
入社案内や採用ページ、社内報に掲載する社員インタビュー。メーカー・エンジニア関連が中心。1社あたり5~10人、年末から年度末にかけて数社やってます。

■自治体
神奈川県のライフキャリア教育支援の取り組みで、MEET ME BOOK ロールモデル編(大学生・高校生用)のインタビューを担当しました。神奈川県の高校、大学に配布されています。

■紙媒体
iPhone7を買ったらはじめに読む本』(三栄書房) 一部担当しました。

■路線図マニア
米光講座では自分の「プチ専門」を決めて、原稿を書いたりオフ会を開いたりといった課題があります。僕は悩んだあげく好きだった「路線図」をプチ専門にしたところ、同好の士が見つかって『路線図ナイト』というイベント開くまでになりました。その縁で、デイリーポータルZに路線図マニアとしてちょくちょく出演しています。
路線図をただながめて「いいねぇー」って言う会 - デイリーポータルZ:@nifty

「ケータイ大喜利レジェンド」だったり「路線図マニア」だったり、履歴書に書けない資格も仕事になるのがライターの醍醐味。「プチ専門」を考えることで、こんなことでも仕事になるんだと目の前が明るくなったのを覚えています。一人で右も左もわからず書いていたころに比べて、書けることも人脈も活動範囲もぐんと広がったし、講座を受けて人生変わったと言っても過言じゃないんだけど、そこまで言うと怪しい宗教の勧誘みたいなのが困りものです。

原稿料をあげるためにやるべきこと
ライターデビューするために必要なのは

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