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礼儀という一流の教育

コスチュームと言う形で格闘技界に携わって20年になります。
その途中で自分も極真空手の世界に身を置き稽古に精を出していました。

SIMAスポーツへレクチャーに行っていた頃、主に土曜日の午後に行っていたのですがオーダーや受け取りなどでいろんな選手がやってくるわけです。

先輩や会社から紹介されて初めてやってくる若い選手、誰もが知っている超有名選手、コマーシャルや映画案件のスタイリスト、超有名某AV男優、そして一般のお客さん.....などなどそれは多種多様な人達が訪れていました。
仕事の話が終わるとくだらない話含めてあひゃあひゃと楽しく話をしてるわけですが、師匠と選手のやり取りを見ているとあることに気付きました。

一流の人ほどめちゃくちゃ礼儀正しい


ホントにテレビで見るあの暴れまわってるあのレスラーなのか?
うっかりしていると一流ホテルマンの方とお話しているような錯覚に陥ってしまうくらいそれはそれは言葉遣いもすごく丁寧で礼儀正しい。

そう言う選手が所属してる団体は若手でもめちゃくちゃ礼儀正しい。
教育がしっかりされてるんです。
先輩から後輩への教育がきちんとされている。

社会人として当たり前でしょ!と言われてしまえばおっしゃる通りなのですが、残念な礼節の人も少なくはないのでなおさら。

今現在自分もいろんな選手とやり取りしていますが、例えば某格闘団体の事務所に行くとスタッフや選手が帰り際エレベーターのドアが閉まるまでお辞儀をして見送ってくれる。
こちらが恐縮してしまうくらいです。

新極真会の道場訓の中にこんな一文があります。



一、吾々は礼節を重んじ長上を敬し 粗暴の振舞いを慎むこと

まさにこの戒めなのだなと改めて思います。

日々気持ち良く過ごすためにも。

押忍!!





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