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文字という空間デザイン

今スマホを片手にフリックして文字を紡ぎながらエントリーを書いています。
この場合特に文字と言う存在を意識しておらず、ただお話したいことを可視化する意思伝達ツールでしかありません。
最近はなかなか直筆の手紙を書くことも少なくなってきてますし、人が書く文字を見る機会も昔に比べたら減っているように感じます。 

そんな文字というものも書やパフォーマンス書道などを見ているとまさにアートです。字と言う概念ではなく絵に近いニュアンスになります。

以前エントリーした師匠の刺繍動画を見ていてもそうですが、“文字を描く”と言う感覚です。
ペン字で綺麗と言うのと、筆字で綺麗と言うのは基本的な概念が異なるので分けて考えないといけませんが、やはり筆字の造型美と言うのは独特の美しさがあります。

線の強弱と文字バランスの美。
見方を変えると意識している文字の外にある余白のバランスに無意識に居心地の良さを感じているのかもしれません。
書のアートをやられている方々は最高の造型美を目して筆を走らせているのだと思いますし、文字と言うものは実はものすごい空間デザインなのです。

誰が見ても『これはあの人の書体でしょ』とわかるようなそんな世界観がいつか作れたらいいなと心から思います。

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文字デザインをイメージしたい時に重宝してるのと、文字の美しさを改めて感じられる本。

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