カブトムシの陰謀(エッセイ)
夏、散歩をしている時たまに流れてくる匂いがある。
どんな匂いかを説明するのは難しいけど、カブトムシの匂いだと思っている。
カブトムシの姿は見えない。
でも多分カブトムシだろうなと思っている。
そんなことを考えていた数日後、きゅうりをかじった時にも同じ匂いがした。
散歩の時に嗅いだ匂いはきゅうりの匂いだったのか?
でもカブトムシの姿もきゅうりの姿も見ていないから確認のしようがない。
カブトムシを飼ったことはないけど、カブトムシの餌のイメージはきゅうりかスイカだ。
でも実際にはきゅうりやスイカは餌としては適していないという。
栄養価の高い昆虫ゼリーなるものがあるらしい。
カブトムシに食べさせて評判が良かったのだろうか。
それを食べることで長生きしたのだろうか。
それは養殖のカブトムシで天然のカブトムシはまだ存在しているのだろうか。
という話は置いといて、
どこかの時点でカブトムシの餌=きゅうり、スイカという刷り込みが行われている。
誰が?何のために?
カブトムシたちが栄養とか関係なく食べたいから、それを食べさせろと人間の脳に語りかけている?
それをキャッチした人間はカブトムシの思い通りに…
いやいや、飼われてないカブトムシは多分そんなものを餌にしてない。
陰謀なんて意味ありげなタイトルつけてるけど、ただの妄想じゃないか。
カブトムシじゃなくてクワガタの陰謀ということは考えられないか?
知らないところで何かしらの力が働いている…はず。
陰謀説を唱える人ってこんな気持ちなのか!(多分違う)
あり得ないことをさもありそうなことのように書いている。
そこには見えない力が働いているのかもしれない。
信じるか信じないかは…と誰かのセリフをつけたくなる。
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