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されど、絵描き。だから、立ち飲み屋乗り込んでいける人見知りになれる。

2019.12.29. #164日目

たまたま隣席に座ったおじさんおばさんに酔ってガンガン絡みにいく性格なのに、自称人見知りで、事実人見知りです。

京都の絵描きよねはん(米田遼一郎)です。

ある日、自信という自信が失われて前に進めなくなります。

「あれ?絵描きやのに、絵、下手やん」って他人と比べたり現状の自分を卑下しはじめるのです。

人と話すのが下手でまだまだうまくなりたいけど、努力の方向が間違っているのかもしれないとすら思う日々が沢山あります。

ところがどっこい、
僕の目指しているところはどこか。
「絵を描いて生きていく」です。
だから、前に進めるのです。

「ほんとか?絵を描いてるの?きみ」
って言って、真剣に話を聞いてくれるおじさんおばさんが多いこの国に感謝の気持ちでいっぱいです。

酔っ払ってるって言ったって、そもそものポテンシャルは変わらないし、人付き合いはお酒を飲み過ぎるとうまくいかない。

だけど、
「何か前に進めなくちゃ」
って、もう1人の自分が背中を大きな掌で叩いてくる。

「お前、進まないなら、埋もれて消えていくだけだよ。挑戦してない奴になんか、だれも興味ないよ」と。

立ち飲み屋にとりあえず飛び込む。

隣には、沢山の人がいます。

「なんか、声かけづらそうな人だ」
そう思ってモゴモゴしようとする人見知りの僕の心で何が起きるかわかりますか?


まず、みんなの顔が浮かぶ。

で、一歩前に出ている。

「これ、何飲んでるんですか?」
「いつも、来られるんですか?」
「あ、2回目なんですね!」
「ぼくは、初めて来ました!」
「仕事辞めて絵を描いてるんです!」

と、言葉が出る。

絵を描いてきたからだと思う。
絵をみんなに褒めてもらったからだと思う。少しずつ評価されているからだと思う。

人見知りが、人見知りであるが故に、前に出る原動力が足りなくて人と会うことを避けてきました。

でも、時々、ふと前に出る自分が居る。

ぼくの活動がなんであれ、ぼくを応援してくれる人居る。

そのぼくを応援するファンを増やす方法は、やはり、膝を付き合わせて話す機会だと思います。


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