イベントのエンドはお客の記憶にめっちゃシビアに響く。ライブに行って勉強になりました。
2020.2.16. #212 /365日
ライブイベントに行ってきました。
人の記憶は、体験のピークとエンドを残すと言われています。ただ、エンドに関しては、とっても大事でシビアだなぁと思った話をしたいと思います。
イベントにお客として行ってきました。
今後イベントを開くことになる身になる想定をしているので、改めて気をつける点を再確認しておこうと思います。
イベントで、エンド残したい記憶は、なんでしょうか。
ピークが「めっちゃ感動した」で、
エンドが「最後の時間何だったの?」
になることは一番悲しい。
だから、去り際は、観る側が一番疲れているからこそ、シビアに考えておく方が良さそうですね。
友達との集まりでは「名残惜しみのバイバイ」が素敵な記憶になるかもしれませんが、
イベントはどうやら違います。
中には、何万と資金をかけて遠くから遥々来ている人もいるわけで、(*僕がそいつです)チケットの数千円意外にも対価を払ってきたという気持ちが乗っかっている人も当然ながらいるわけです。(*「お前が好きで勝手に遠くから来たんだろ。そんなの知ったこっちゃねぇ」って奴にイベントを主催する資格は…です)
イベントで、お客が見にきているのは、
ピークとエンドであるとします。
イベントの記憶に残したいのは、
最後の「またいきたい!!」ですよね!
狙うのは、やっぱりリピーターです。
ところが、注意深くしておかないと
「なんだったの、あの時間!もういかない」になっちゃう。(*少なくとも僕はなる)
勿論、アーティストさんに感動したことは、なによりも財産ですから、僕は今回のイベントに行って本当によかったです。
でも、どうするかなぁというのを考えてみるいい機会になりそうです。
例えば、
運営側が自分たちの後ろに「お客がめちゃくちゃ居る自慢の全体写真」を撮りたいのはわかります。でも、有無を言わさずただただ運営のヨダレ(自慢)が見えている写真を撮る時間に付き合わされるのは嫌なはず。
全員が知っている曲をアーティストさんが歌うお客も一緒にアーティストさんたちと合唱したくなるはず。参加したい気持ちを持ってもらって、ライブでしかあり得ないその一体感をさらっとカメラマンに撮ってもらう形にしたら良いかもしれません。
最初からそのための時間を取ることを喋る運営にもアーティストさんにもお客さんにも全員に知らせておき、時間と内容は締め括っておいた方が良さそうです。
(*校長先生の朝礼が自己満だとみんな嫌だったというのは覚えていますか?)
スタッフやアーティストさんの誕生日を祝いたいなら、そのサプライズをお客さんも楽しめるようにした方が面白そうじゃないですか?
(*とあるカフェで、友人と喋りにきたのに、誰かもわからない人の誕生日サプライズをいつまでも一緒にさせられたら、帰りたくなるに決まってるのと同じく)
そのサプライズに立ち会えてラッキーだったと思ってもらうようにしたいですよね。
「彼のハッピーバースデーソングと共に誕生日の近いお客さんなんかも壇上に上がってもらって、好きなアーティストとお客さんみんなで合唱しているところを動画でアップロードしましょう!」ってする。
たまたま、居合わせたことで壇上に上げてもらえたお客さんはめちゃくちゃ嬉しいはず。
しかも「嬉しい!絶対また来る!」ってなればリピーターなってくれるはず。
残念ながら上がれなかったお客さんにも、
「いいなぁ、次は私も壇上に上がりたいなぁ、くっそー!おめでとー!」と思ってもらえたら、次回のイベントにもリピーターとして参加したいと思ってくれるでしょう。
という感じです。
ピークとエンドについての、特にイベントのエンドをどうすればいいかを学んだ一日になりました。
お金を出して、ライブイベントに行って大好きなアーティストの声と、初めて出会うアーティストさんの刺激を受けれたことに感謝しています。
それを作ってくださった運営さん、アーティストさん、本当にありがとうございます。
とっても貴重な体験になりました。
いつもありがとうございます🎈 皆様からの【サポート】は、活動の画材や出展料に使用させていただきます。