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将棋ウォーズ初段同士が真剣に対局してみた3【局面図あり】
どうもmasaです。
私は主に趣味である将棋、麻雀、数学、英語に関する記事を書いて情報発信しています。
特に将棋は30代なってから初めて、現在やっとのことで将棋ウォーズで初段になりました。
ブログは☟のリンクから飛べますので、気になった方は訪問してください。
私の仕事場は、昼休み休憩があり、その時に将棋ウォーズ初段でほぼ互角の棋力の持ち主である同僚と将棋の対局をするのですが、これがかなり真剣にやっていて、初段ならではの対局になります。
この度その対局の自戦記を書いていこうと思いますので、興味のある方は是非ご覧ください。
もちろんプロ同士の対局ではないので、粗いところもあり、笑えるところありの対局になりますが、初段レベルならではの攻防がみられると思います。
それではどうぞ。
今日の対局
今日の戦型
今日の戦型は、角換わりで先手が私で、後手が同僚です。
角換わりはもっとも私の好きな戦法で、同僚も好きなので100局以上指しています。
勉強は斎藤慎太郎先生が書いた角換わり腰掛銀研究で勉強しています。
角換わりは100局以上指しても、まだまだ分からない奥深い戦法で、あの8冠である藤井聡太も愛用している戦法です。
対局
まずは▲26歩△84歩とつきあい、▲25歩、△85歩と進みます。
そして▲76歩とついて、後手もそれに応じるように32金と金を上がり、線形が角換わりに決まります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716197789384-Tg7n38Huaa.png)
そして、自然な流れで局面が進み、お互い端歩をついて、相腰掛銀模様となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716198234378-5UDjBHj5zH.png)
そしてさらに局面が進み、▲56銀、△54銀となり、▲64歩、△44歩となったところで、完全に同型の角換わり腰掛銀となりました。
形は旧型の52金、58金型です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716198529633-3AKDRtCOKF.png)
もちろん形成は互角で、評価値44と少し府先手に傾いている感じです。
やはり同型になると先手が有利なことが、角換わりは先手が有利と言われる理由かもしれません。
そして先手である私のほうから、有名「よにいなさん」の攻めをします。
具体的には▲45歩△同歩、▲24歩△同歩▲15歩△同歩▲75歩△同歩と進み、
ここで私は3筋はつかずに、▲45銀と出ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716198976409-IKthXV6Rge.png)
ただこの局面はそこまで先手よくなく、評価値-624と後手有利みたいです。
ただここで後手△63金と上がったので、評価値が互角に戻りました。
そして▲54銀、△同歩と進み、ここで手筋の74歩で桂頭を狙います。
![](https://assets.st-note.com/img/1716199286219-JVXcP0t431.png)
ここで意表の△65桂としますが、冷静に同歩として、評価値は+444と少し先手有利に。
そして、後手も反撃の△75歩で、ここで同銀は55角が香車、桂馬の両取りとなるので、▲66銀とかわしますが、△65歩の追撃が。
これは▲同銀と取り、△55角打ちます。
形勢はまたもや互角。評価値も+216となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716199650005-V4zMj8jUVY.png)
ここで▲48飛とより、王手をかけますが、47歩と歩をたたきます。
これは▲同金と取り、△67歩とたたき、またもや互角の形勢に。
そして▲同金、後手が△99角成と香車をとりながら馬を作りました。
そして、先手も▲64歩とたたき、△同金なら▲73銀なので、△53金とよけますが、▲45桂が気持ちいい桂馬の両取りとなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716200109586-PnDSMx6Ze8.png)
そして△43金とよりますが、これが疑問手でした。
形勢が+718と先手に傾きました。
そして63歩成と、左から攻め、△44銀と逃げますが、これも悪手で、
評価値は+2399に。
というのもここで、厳しい王手飛車が決まります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716200574088-HzOUq1VcV7.png)
△53香と受けますが、▲同と△同銀▲同桂成となって、△同金に、
▲43歩とたたき、△同金左に▲82角成と飛車をとります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716200834221-Dn1H3am1da.png)
後手も△55桂と反撃しますが、これを▲同馬ととり、また△同馬となり、冷静に▲76銀と歩をはらって、安全にします。
そして局面は進み、馬で飛車取りとなりますが、▲23銀とうち、詰めろをかけます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716201144050-7TkZG2JA70.png)
△41金と受けますが,
▲43飛成と飛車を切って、△同玉に▲34銀成。
どんどん上から押していき、左から▲72飛を打ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716201429453-UPRorCdEKs.png)
△63玉と上がりますが、▲73銀と打ち、縛ります。
後手も△48飛車打ちと王手をかけて、桂馬を合駒し、61銀と飛車取りをかけますが、これは大悪手。
![](https://assets.st-note.com/img/1716201696887-ffgV9QEdpl.png)
先手玉は詰んでいます。
▲64歩打△同金▲同銀成△同玉▲73飛成で後手投了。
![](https://assets.st-note.com/img/1716201979305-IZYPPetDKF.png)
115手で先手の勝ちとなりました。
投了図以下はどう逃げても、頭金までです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は角換わりで勝ち切ることが出来ました。
旧型の相腰掛銀から、山あり谷ありではありましたが、勝ち切ることが出来ました。
少しでも今回の対局が皆さんの参考となり、楽しんでいただけたら幸いです。
それでは将棋ライフを楽しんでいきましょう。
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