見出し画像

三好桃加個展「仁王像たちのオフの日」


2023.4.14(金)~4.23(日)
中目黒にありますMDP GALLERYで、アーティスト三好桃加さんの初個展が行われました。
「オフの日(赤子を抱く仁王像)」を初めて目にしたときからコロナの日々を経て、ようやく開催の日を迎え感慨深い毎日でした。
三好さんからうまれた仁王像や獅子や狛犬、邪鬼たちはいつまで眺めていても見飽きない、オフの日を楽しむ姿で見る人たちをほっこりとさせるすばらしい展示でした。

とろけるような獅子の顔と満足そうな仁王像


お座りする狛犬と幼い狛犬と獅子
仁王像を揉む邪鬼のうれしそうな顔
赤子を抱く仁王像の腕の中で思い切り泣く赤子
その赤子を見守る獅子
お風呂にだって入っちゃう

すばらしい作品たちを見ようと連日たくさんのお客様にご来場いただきました。
ご来場のお客様ありがとうございました。

こいのぼりを履く仁王像と邪鬼
仲良しな仁王像と狛犬
ドーナツを持つ仁王像
くつろぐ仁王像

日常生活の中でどんどん仏教文化が薄れていくことを感じ、少し寂しく思う時がありました。

ですが、それは現代の生活が豊かになったことで仏様に祈らなくても生きていける「平和」な世の中になったことを表しているように感じたのです。
仏像達を拝む習慣も少なくなったので、きっと仏像達は逆に暇を持て余しているだろうな。

そんな思いから「今まで私たちを見守り支えてくれた分までゆっくり楽しんで休んでほしい。」
という願いを込めて、リラックスした働いていない「オフの日」の仏像を制作しています。

この度、このような素敵な場所で展示する機会をいただけて本当に嬉しく思います。ゆるりとした仁王像達と共に、リラックスして作品を観ていただければ幸いです。

三好桃加
Instagram:
https://www.instagram.com/mmk_1996/


Curated by +DA.YO.NE
2019年米原康正が立ち上げたジャンルにこだわらないブランド。「僕の名前が入っていたり他にもいろいろな意味が含まれているんだけど、こことコラボするとみんなプラスだよねっていうブランドって記憶してもらえると嬉しいです。才能ある人とどんどん繋がっていきます(by 米原康正)」
https://www.instagram.com/plus_dayone_pr/

【米原康正/YASUMASA YONEHARA】
編集者、アーティスト。
東京ストリートな女子文化から影響を受けたその作品は、雑誌などメディアの形をして表現されることが多く、90年代以降の女子アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。早くから中国の影響力を強く感知し、そこでいかに日本的であるかをテーマに活動を展開、現在中国のSNS、微博のフォロワー280万人。編集者からカメラマンに、さらに写真に自らがペイントした作品を国内外の展覧会で発表し、大好評を得る。若いアーティストたちのキュレーション活動も精力的に行い、4月には阪急メンズ東京にハブとなる+DA.YO.NE.ギャラリーもオープンした。

https://www.instagram.com/yone69harajuku/


期 間:2023年4月 14日(金)~4月23日(日)
会 場:MDP GALLERY NAKAMEGURO (東京都目黒区青葉台1-14-18 1F)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?