【Jenkins】自動リリースへの旅路(1)~ビルド環境の構築
この記事でやったこと(私がやりたかったこと)
CentOS7上に、Springbootで作成したアプリをリリースしたいと思った。
んで、どうせならJenkinsで自動リリースしちゃえ!ってことで
Jenkinsを使って、アプリを自動リリースする仕組みを作った。。。という話
【サーバ構成】
サーバA:開発用サーバ(Jenkinsやビルド環境を構築したサーバ)
インストールしたもの(環境情報など)
・apache2.4(SSL対応済み、オレオレ証明)
・jenkins
・openjdk11(amazon-corretto)
・Gradle6.7.1
・Subversion(gitでやりたかったけどJenkinsのプラグインがうまく設定できず、断念)
サーバB:リリース先のサーバ(所謂、本番環境的なヤツ)
インストールしたもの(環境情報など)
・apache2.4(SSL対応済み、Let's Encrypt使用)
・tomcat9.0.31
【やったこと①:Gradleでビルドできるようにする】
兎にも角にもビルドができなければJenkinsもへったくれもない!
そんなわけでGradleをインストールするわけである!
作業手順
ざっくり書くと
1.JDKインストールする
2.Gradleのzipファイル落とす⇒解凍
3.環境変数にJAVA_HOMEとGRADLE_HOME作ってパス通す
4.コマンド確認
って流れです。
1.JDKインストールする
私はyumで入れました。「yum search java」とかテキトーにやったら
OpenJDK11(amazon-corretto11)がひっかかったのでそれをインストール。
2.Gradleのzipファイル落とす⇒解凍
事前にwgetやunzip等使えてる前提ですが
(なければyumなりrpmなりでインストールする)
wget {GradleのzipファイルURL}
でDLして
unzip {DLしたGradleのzipファイル}
で解凍しましょう。
GradleのDLはgoogle先生に「Gradle 最新」とか入れて
聞いてみたら出てきます。
https://gradle.org/releases/
私はcompleteでGradle~all.zip的なファイルをDL
3.環境変数にJAVA_HOMEとGRADLE_HOME作ってパス通す
まずは先ほどのGradleのzip解凍したものを所定の場所に置いて
環境変数を設定します。ここからは人によって
好みが分かれるところですが
bashのprofileを弄りたければ、jenkinsユーザの.bash_profileや.bashrc
シェルログイン前であれば/etc/profile、とかですかねぇ。
私は後者(/etc/profile)を編集しました。
Gradleのビルドスクリプトを走らせるにはJavaが必要みたいなので
必ずJAVA_HOMEも設定してあげます。
yumでjavaをインストールした人は「which java」で
javaモジュールの配置場所を特定して、jdkのディレクトリが
どこにあるか調べ、JAVA_HOMEに設定してあげます。
4.コマンド確認
gradle --version
で、結果が出てくればOK!
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Gradle 6.7.1
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Build time: 2020-11-16 17:09:24 UTC
Revision: 2972ff02f3210d2ceed2f1ea880f026acfbab5c0
Kotlin: 1.3.72
Groovy: 2.5.12
Ant: Apache Ant(TM) version 1.10.8 compiled on May 10 2020
JVM: 11.0.3 (Amazon.com Inc. 11.0.3+7-LTS)
OS: Linux 3.10.0-957.12.2.el7.x86_64 amd64
こんなんが出ると思います