不安を1人で抱えたまま動けなくなる前に。

塾に行くのが辛くて死にそうな時があった。

それは高校3年生の初めの頃だったと思う。

勉強が疎かになっていた私は親の勧めか私自らか、塾に入った。1クラス5人にも満たないほどの小クラスで授業を行い、時には個別のように1対1で勉強をしていた。

これが私にとってはかなりの負担で。忙しさや課題の多さよりも「自分がわかっていない、出来ていない、とんちんかんな回答をしている」ことがバレる、それが見られるのが恐怖であった。

昔は勉強が出来たから上手く誤魔化せていたけど誤魔化しもきかなくなった。

少数だと先生が私たちの回答をじっと見つめられる。皆出来てて私が遅れをとる……というのが怖くて。1対1ならなおさら見つめられる。私が回答しきるのを待つ。

見られることが恐怖となり余計に思考が固まりプチパニックを起こしていた。

それが怖くて何度か塾をサボり、挙句の果てに塾を辞めた。

親には適当な理由をついて止めたが、塾には正直なことを話した。

塾長になんで?と聞かれ
「回答を見られるとおかしな回答をしているんじゃないかとパニックになって……それが怖くて行けませんでした。」と涙ながらに話した。

その時の塾長は
「それならちゃんと先生にその事を相談すれば良かったのに。」と少し呆れたような冷たい言い方だったが優しいことを仰ってくれた。

でもその当時の私には怖くてどうしようもなくて、相談するとか考えになくて。きっと相談する勇気も無かったのだと思う。

*

数年たった今。今日。

ちゃんと不安な事を言えたんです。皆にではないけれど、言えそうな人に言えたんです。

「私は今不安です、泣きそうな気分なんです」って泣かずに言えたんです。

怖いに支配されて死んでしまわぬように……!私を守るために!|与音 #note https://note.com/yone0309/n/n3a737912ca11

今朝noteの記事で独り言のような記事を挙げたのですが。

この中でもあったように、今日はバイトでした。めちゃくちゃ怖かったのです。最近成績が悪くて目をつけられていて、、それが気になって余計に電話応対に集中出来なくなっていて、負の連鎖で、不安が不安を呼んでいて。。

だから我慢ならなくて初めに「成績見ると余計に気にしちゃうから他の部署に移動できませんか。」と聞いた。

結果から言うと部署を変えたところであまり意味は無さそうなので多分変わらないと思う。

その上でお話した人は

「1番気にするのは全体での成績だし、成績が落ちるのも貴方のせいじゃなくて私たち(上司)の責任だから……凄く真面目に頑張ってくれてるのに気にさせちゃってごめんね〜。」

とすごくすごく、優しい言葉をくれた。

気持ちを話したら、少し泣けた。御手洗で涙して、すっきりした。

他の方にも同じように泣きそう、辛い、どうしたらいいか……と愚痴を零した。

そして同じアルバイトをしている先輩方からはアドバイスやらDon't mindな精神をご教授くださった。

「十分頑張ってるじゃないですか~!!」と超ポジティブな言葉をくれる人もいた。

「不安に思わなくていいですよ。」
「バイトの身分だからそんなの気にしなくていいのよ。」
「クビにされたらその時に考えればいいのよ。」

などなど。。

皆さんの優しさと図太い精神を貰って、最近の中では1番頑張れた!!頑張れたことが嬉しい。

そして何より、不安だということをちゃんと人に話せたのが嬉しい。

不安を話すことに恐怖をあまり抱かなくなった事が嬉しい。

その上でちゃんとコミュニケーションを取れているのが嬉しい。前よりもきっと成長出来たんだ…。

*

怖いものは怖くてどうしようもなくて。

ただその中で怖いを1人で抱えずにおけるか。どうすれば解決が出来るのか、諦めずにいきたいね。

ただ今日はほんま疲れた~~わいよく頑張ったよね。。

お疲れ様。

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