詩|蛍雪

降る雪全てを掬うことはできないけれど
そのかけがえのない思い出は
きっといつか身体の奥から溢れ出すから
今日が何もない一日でも
頑張れなかった自分を傷つけたとしても
雪を美しいと思えた自分を抱きしめられたら
布団の温かさにも気づけるだろうに

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?