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エヴリ

いつもそこはかとない独りとやらを抱えて
何もできずに終わりを迎えた昨日を悔やむ

これじゃあいつまで経っても同じことだ
何度も何度も繰り返し、天を仰ぐ

不意に頭の片隅に置いておこうとしたのは
きっと間違いなんかじゃなかったんだ

窓の外に見える、浮かぶ白い雲を見つめ
代り映えのない青い空に思いを馳せる

君のためを思ってやったことは寧ろ
自分のほうを向いてほしいからだという

くだらない傲慢さが生んだ産物なんだ
ちょっとばかり感づかれているだろう

まるで泣きごとかのように並べる言葉
恐らく君には届いてなどいないと思う

もう、あの頃 交わした内容は
あまり記憶には正直ないけれども

これだけは確かだった気がする
そこには君の笑った顔、澄んだ瞳

脳裏に響く声色、綺麗だと思った
もうその瞬間には巻き戻せない

でも僕の思い出の中には残っている
君が確かにその手で受け取ってくれたから

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