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日記。6/10~6/20

6/10
数日あまり調子が良くないからまた少しSNS(Twitter/現X)から離れてみる。
なんとか起きて病院へ行った。昨日は朝方まで友達とゲームをしてしまったけど楽しかった。

病院の後に野方に来た。
野方にも350円ケバブのお店があって、二日連続で食べた。キャベツと肉が山盛りで炭水化物も摂れるしこれはもう完全食だと思う。毎日食べたい。
食べてるうちに地面に落としたキャベツをハトが丁寧に拾って食べてくれてどこかへ行った、ありがたい。口の周りをソースでベタベタにしながら時々手で拭って食べていたらお店のお兄さんがティッシュをくれた。嬉しい。

古着屋さんで濃い緑の可愛いワンピースを見た。

そのあと、コンビニのイートインだったり、駅前の少し広場っぽくなっている場所だったりで本を読んだ。野方、居心地がいい。野方文化マーケットというかなりディープでサブカルなお店の通りがあるから中野よりも隠れたサブカルな街だと思っていたけれど、案外下町っぽい雰囲気があって居心地がいい。個人商店も多くあって活気がある。
落ち着く。

歩いてると色んなお店の看板やボードが目に入るから楽しいし色んな発見がある。

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6/11
はじめしゃちょーの24時間生活シリーズというシリーズものの企画動画が好きで、その中の「24時間映画館生活」の動画を観た。
観るのは2回目なので流し見しながらだらだらと本を読んだ。映画館で生活してみたい。古びた地方の映画館を買い取って、家でやるようなこんな感じに、流し見するだけの映画をスクリーンに流しながら全然違うことをして、映画館を特別な場所じゃなくただの住んでる場所にしてみたい。
家のフカフカの座椅子でゲームをしたりYouTubeを観るみたいに、真っ赤なベルベットの埃っぽい椅子に座ってだらだらとしてみたい。

藤本タツキが漫画の中で「人は死んだら映画館に行く」と描いていた。
死んだら映画館の中に立っていて、超面白い映画が延々と流れてるのが藤本タツキの死後の世界観らしくて、わたしはこの考えがとても好きだと思ってる。その話が出てきた「ファイアパンチ」を久しぶりに読んだら映画が観たくなって、部屋の電気を消して1本観た。好きな小説が原作の映画で、映画もとてもよく作られていて面白かった。泣いた。

わたしは自分が死んだら水族館に行きたい。
目が覚めたら閉館後の水族館の、一番大きい筒型の水槽の中で綯い交ぜになってる小魚の大群の一匹になりたいとずっと思っている。そこで、開館時間になって人間が水槽を見に来るのを心待ちにしたい。たまにエイとかサメとか大きな魚に追いかけられつつ人間を待つけど、やっと自分の目の前に来てくれた人間は小魚には興味が無いので目が合うこともなく、わたしも大群の一匹なので水槽を見ている人間の前に留まるわけにもいかないから、周りに合わせてただグルグルと回遊していると思う。

閉館後の水族館がどんな感じなのか、わからないけど、非常口の緑色のランプの明かりとか、ぼんやりした常夜灯とかの明かりが、我々小魚の銀色の背中や腹になんとなく届いて、それが小魚から小魚に移っていって、回り、ゆらゆらと綾を成している水中の水の揺らぎにも反射して、たまに青や銀色で光っていて綺麗なイメージ。をした。あつ森の博物館の水生生物の場所っぽいと思う。

仲良い人の、死んだらどこに行きたいかを聞いてみたいかもしれない。

わたしは死んだら水族館に行きたいけど、多分電車に乗らないと行けないような場所には行けない気がする。

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6/12
起きたら17時だった。
外から子供たちの声がした。寝る前朝6時に外に干した服が乾いてた。
18時に外に出たらやや暮れかかってる外がちょうど朝方みたいな明るさで、ほぼ寝起きだったから早朝に外に出てるような気持ちになった。会社帰りの人や学校帰りの高校生とすれ違ったら、この人たちはこれから会社に行ったり学校に行ったりするのかな、みたいな錯覚がした。

終電が終わったあとに映画を1本観た。
全然面白くなくて終わってすぐに「つまんな」って声が出たけど、そういえばクソ映画を観て面白くなかったな、って気持ちになるのをやりたかったから、別にクソ映画とまでは思わなかったけどこれはこれで良かったと思った。思うことの対価に1時間40分くらいを支払った。

線路沿いに住んでいるので、終電が終わってから夜が明けて始発が走るまでの間の静かな数時間が、映画を観るのに最適なのだけど、これをしていたら毎日寝るのが朝方になってしまう。
し、平日にこんな事をしているのに罪悪感がある。どうしたらいいんだろう。


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6/13
朝起きたら水道が止まってた。

人にご飯に誘っていただいていたので今日をずっと心待ちにしていたのだが、待ち合わせたらもう一人女性の方が居て、カフェに入ったら宗教の勧誘だった。あまりに悲しい。
カフェの片隅で、母親くらいの年齢の女性ふたりとわたしが向かい合って座っている。傍から見たら社会に対して何の責任感も持っていなさそうな金髪の女が、神とか仏とかの話を延々と聞かされていて勧誘されている、それはそれは無様な光景だったんだろうな…。ニコニコ相槌も打ててなかったと思う、わたしはこの人と仲良くなりたかった。これから少しずつでも仲良くなれるのかなと思い今日ここに来た。

実は全く同じ宗教に、1ヶ月くらい前にも勧誘されてたのでもう本当にうんざりした。
この時間があったらクソ映画が1本観れたな、とか、クソ映画を観てる2時間って今この時間に比べたら実は全然有意義なんだ、とか、来月の猫まみれ太郎さんのイベント、浴衣がドレスコードなの楽しみだな、とか考えながら、脳が目の前の勧誘トークからシャットダウン。もうほんとーーーーーに、無意味だなぁ…。

この時間を過ごす事で、前回この人に助けてもらった事へのお礼は出来たはずと思うことにする。もうこれでお終い。

帰ってきたらやっぱり水道が止まってたので自転車で銭湯(温泉)に行った。
ここの銭湯、水道が止まった時にしか来ていない。気持ち良かった。肌がツルツルになった。脱衣場の大きな鏡の前で自分をまじまじと見たら、髪から肌から全部が白くて驚いた。家の電気の色はくすんでいてお風呂場の電気は赤っぽい色だから、自分の肌ってこんなに白いんだということをよく忘れる。金髪になってから肌の色を全く知らない人に白いと突然言われる事が何回かあった。動物で言えば白ブタだと思う。

銭湯を出てコンビニに寄ったらうちわと花火が売ってて、夏だなぁと思っていたらカービィの花火もあった。何色かの浴衣を着た猫さんが一瞬浮かんで差し入れにいいかもと買ってみた。ハチワレのうちわも一緒に買った。要らないかもしれん…けどもし気に入ってもらったら来月のイベントの時のチェキや写真の小物として使ってもらえるかもしれない。

家に着いて、映画を観たらまた朝になってしまった。本当にどうしようもないわたしの日々にもなんで朝が来るんだろう。


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6/14
インターホンの音で起きた。水道の開栓の作業だった。なんで断水してたんだろう。

12:30 二度寝して起きる。
15:30 三度寝して起きる。
17:30 四度寝して起きる。
もうやばい、本当に。

朝寝る前に干した服がカラカラに乾いてる気配にだけ、唯一ホッとした。何もやる気が起きない、何もしたくない。本を読む、ご飯を食べる。

夜中、ウォーキングの為に外に出たけどどんな音楽を聴いても何かが引っかかり苦しくなる。
でも音楽で埋めていないと、もっと苦しくなるから聴く。少し歩いただけでたくさん汗をかいた。
このまま歩き続けて新宿まで行って花園神社に行きたい、でもその気力もない、自分の意思で外を歩いているのに帰りたくて泣きたくなってくるのはなんなんだろう。
イヤホンから、男の子と女の子の恋愛とかも超えた深くて強い繋がりを意識した歌が流れてくる。コンビニの前にはバイクの前にしゃがんで談笑するカップル。道ですれ違う手を繋いでる男女数組。やたら多いのは華金だからなのかなぁ。
世界から、いずれ人間は二人セットになりますよ、と言われてるような気持ちになるくらい出会う人皆カップルもしくは夫婦である。

それは全然いいのだけど、誰かの一番になれるってすごいなと思う。わたしは多分、誰かの一番になった事はないと思う。ずっと誰かの一番になりたかったけど、最近はもう、そう思って漠然と期待する事に疲れたから、そういう気持ちが浮かんできたら消す事にしている。
誰しもが必ず誰かの一番になれるなんてことはなく、全ては運と、自分の行動から出た結果な訳で、「しょうがない」で片付けられる。そっちの方が、楽だと思う。傷付くのは疲れる。

最近、わたしが「一番」だと思っているものは「唯一」なのではないかと考える事があった。わたしには一番が、それぞれにいくつかある。
わたし自身誰かの一番になった事が無いから、一番がなんなのか、恐らくよく分かってなくて、一番というのは何なのかを考えてる。
いつかこの先で分かるのかな。


たくさんかいた汗をシャワーと石けんで流したらスッキリした。やっぱり水道は出てた方が嬉しい。全部水と共に流せる。蛇口を捻ったら、いつでも全部が排水溝の奥に流れてく。


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6/15
外に出るのがこわい。
ずっとYouTubeのゲーム実況を観てた。泣いてたら気付いたら寝てて、いま3時過ぎに起きた。目が覚めてスマホを見た瞬間にちょうどXの通知が来た。リプをした。

死ぬのかもしれないっていう漠然としたこわさにふんわりと包まれてる気がする


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6/16
そのまま起き続ける事にした。
明るい歌や楽しげなYouTube動画がなんとなく辛いので、そういうもので無理に元気になろうとするのをやめてみる。
外がこわい。
数日何の予定もなくて良かった。外に出られたら20日に恵比寿に少しだけでも行ってみようかと思っていたのだけど、当日の時間まで様子見する。

暗くてローテンションのものがいいのかなと思っていたら可愛い絵柄のあまり怖くなさそうなホラーゲーム実況がYouTubeのオススメに出てきた。それがあんまり怖くなかったので、違う人のホラーも観てみた。それはホラーだけども面白かった。「遺品整理」というホラーゲーム。

最初に観たレトルトさんという人の声と話し方が心地良かったので別の動画も観てみる事にした。
有名な人な気がする。ネットでアイコンを観たことがある。
動画のサムネ画面をザッピングしてたら、何日か前にアマプラの映画かアニメで見覚えのある絵のサムネが出てきた。伝説の鬱ゲー「Serial experiments lain」という紹介があって気になった。どうせ鬱病の人間だから、沈む所まで沈んだら水死体みたいに浮き上がれるかも、と思う。

動画を#2まで観た。
てっきり2くらいで終わると思ったら#7のサムネも見かけたので7までは最低あるみたいなのだが、1本1時間半の動画を7も観たらなかなかの時間になる。2時間の映画はなかなか耐えられないのにゲーム実況は連続して観れたりするから、意外といけるのかな。
時間だけは持て余すようにあるから、何も出来ず泣いてるよりは、ひとまずいいのかも。

このゲームの結末が気になる。

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6/17
lainの実況を観続けていたら落ち込むかと思ったけど、実際元々のわたしの気が落ち過ぎていたのか落ち込みに関しては何も思わない。とても良くできた面白いゲームだと思って今は#4まで観てる。


研究者でカウンセラーの20代女性と、精神のカウンセラーを受ける少女のやりとりが、音声データメインで続くゲームなのだが、その中で、
「相手がもし、自分(私)の気持ちを全て分かってしまったら、相手と自分は同じ存在という事になってしまうので、”自分”は必要なくなる」
という話が出てくる。
人間が、自他境界を誤って、他人に踏み込み過ぎたりすると精神を病むように、自他をそれぞれ別のものとして扱ったり尊重したりしないと、そもそも自と他のふたつもしくはふたつ以上が存在している意味すら無い、というのはすごく面白いなぁと思った。

肉体的には自と他は別の個体である、と理解は出来ても、精神面の方は一緒くたになりたがろうとする人は多いと思うし、わたしにも結構その傾向がある。
それが恋愛においては美学っぽく崇められてたりもする。

自分と他人をそれぞれ別の個体(フィジカル)であり存在(メンタル)である、と認める事は、自分が消えてしまわないように大切なことなんだ。


3:27
4時間くらい寝て起きてから眠れなくなってしまった。睡眠薬を飲んだら眠れるのだろうけど、無理矢理寝てたとしても起きても結局眠りにつく前の地続きで、憂鬱な朝を迎えるだけだから、薬を飲むこともなんかこわい。かも。

猫さんのfloatを聞いてからnuliを聴いてる。曲の合間合間に微かに外から雨音が聴こえる。
nuliを聴いてると、去年や今年夜行バスのなかで延々と聴き続けてたからその時のことを思い出す。そういえば去年の夏、おばあちゃんが倒れた時に、青森に向かうバスの中でずっと聴いてた。11時間くらいある長くて孤独な夜の時間の中、眠れず、ただぼぅっと思考をあけ渡すように音楽でひたひたになることが救いみたいに思えた。
この曲があってよかったと思ってた。
孤独だなと思ってしまった夜に似合う曲を猫さんがたくさん作ってくれてたおかげで繋いでた日がわたしにはあった。

多分今日もそんな感じ。

だんだんと落ち着いてくる。鎮痛剤より優しいし、実際の鎮痛剤ではどうにもならないところにじんわりする。

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6/18

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6/19

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6/20
昨日、友達と夜中から朝方にかけてゲームをしてとても楽しかった。

朝8時半くらいに寝て、起きたら18時だった。信じたくなくて二度寝して起きたら22時半だった。
嫌な夢を見た。わたしの事を見知っていてくれている演者さんの人たちと電車の中で会って話し掛けたら冷たい反応が返ってきたり、鏡を見たらとんでもなく醜い姿だったりした夢だった。起きたら寝汗をかいてた。ベッドから出て鏡を見てやっと夢だったと思った。

日付が変わり、気晴らしに外に出た。24時間スーパーだったりチェーン店だったり色々彷徨ってみたけどずっと頭がぼぅっとする。人はそんなに出歩いてないけど適度に賑わいがある感じが落ち着く。

今日行きたかった恵比寿のイベントの様子をインスタのストーリーで観たらとても楽しそうだった。

1:50  コンビニの前でアイスを食べたりした。蚊に刺されず外に半袖でいられる貴重な季節、外は生温い風が吹いてるけど、アイスを食べたらちょっと寒かった。


#日記 #日常

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