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お花がある生活っていいよね

古い友人から花束をもらった。
切り花なんてすぐ枯れるし、水換えるのめんどいし、妙に高いし、わざわざ用意させちゃって申し訳ないなーみたいな気しか持ってなかった。

それで大好きな友達が用意してくれた花束は後輩宅に置いて帰ってしまった。(後輩氏は花が好きだというしウィンウィンだと思った)

後日、Youtubeで花を飾るよさを語る動画を見て、それに、毎日通り過ぎる花屋の花が思ってたよりかなり高かったことで、花を飾ることの良さ?と金銭的貴重さを感じてしまい(なんて拝金的理由だと思う)、私は友人に申し訳なさを募らせた。
安い買い物じゃないし、きっと安い買い物じゃないからこそ、多分一生懸命選んでくれたんじゃないか…みたいな。


それで私は、キッチンブーケ?、一番小さいブーケになってる500円前後の花束を買った。ブーケの中で一番安かった。
花束だと1000円前後もするし、私の部屋には飾るには場所を取りすぎる(なんて汚い部屋なんだ?って。そう、とても汚い部屋なのだ)。
花一本でも300円くらいするし、どれをどう選んだりすればいいかも分からず。
だけど、ぺんぺん草の混じった直径1.5センチくらいの黄色い花がいくつか入った小さいブーケが500円だった。サイズもちょうどいい。その値段とサイズと彩りに惹かれて、それを購入した。

初めて自分のために花を買った。

ぺんぺん草と黄色い花の入ったキッチンブーケ

初めて買ったその花束は慣れ親しんだ汚部屋に確かな彩りとよく分からない日差しみたいなものを与えた。なんとなく空間が光を持つみたいな。
そして一週間と数日くらいで枯れてしまった。

私はまた花を買った。
今度はいつものスーパーで。洋花380円+税。
安かったから此れにした。この値段の中からとっておきを選んだ。
白い直径1.5センチくらいの花とカーネーションの花束。
それと、道端からむしってきたナガミヒナゲシを昨日から挿している。

あと何日続くかもわからないけど。

今のところ、2~3日に一回の水交換、水切り。
毎日、花のある生活の豊かさを感じている。


私が初めて買った花束を写真に撮っておけばよかったのにと写真フォルダを眺めた。
友達がくれた花束は後輩宅に置いていく前に記念に写真を撮ったのに。
その友人贈呈の花束にもぺんぺん草が入ってた。


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