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PTA会長日記 障害児の親としてあなたはどうなりたい?と聞かれた日

現在LINE WORKSで100名以上の
保護者さんと繋がりながら活動中。
実際に掲示板に投稿しているPTA会長日記。
先週の会長活動をシェアしながら
情報共有を目指しています。
👇それでは、どうぞ


夏休みも残すところ2週間ちょっと
私は体が夏休み時間にどっぷり浸かっているので
日常に戻りたくない体内時計と
とはいえ"学校早く始まれ"という気持ちが
バチバチにぶつかり合っているところです。


皆さんはいかがお過ごしでしょうか。


という事で、本日は8月8日
T大学にて
特別講師としてお話させて頂きました
『知的障害児を支える家族の現状』
についてご報告を。



というのも、こちらの活動は
本校、M福祉会、T大学を繋ぐ
産学協同事業として
コミュニティスクールの提案事項。



今後も続くのであれば
再び、本校代表保護者として
どなたかに
特別講師の依頼が届き
学生さん達に向けて
お話頂くことになるかもしれません。




"我が家の場合ならどんな風に話そうか"

そんな視点で
読み進めてもらえたらと思う。




今回のミッションは
健康科学部、看護学科1年生
『健康・生活・地域実習』の特別講師
として

"知的障害児を支える家族の現状"
〜我が家の場合〜

1)知的障害児本人と家族の日常生活のようす

2)地域でその人らしく生活するために本人や家族が大切にしていること

3)地域でその人らしく生活するために、住民や地域社会に支えられていること・期待すること

を学生さん達に話す
#持ち時間30分


そして、その後はご教授や学生さんと
ざっくばらんに質疑応答、みたいな流れでした。


今回話した内容は最後へ👇



実習の目的
1.地域で生活する人が生活する地域の特徴を説明できる

2.地域で生活する人の『生活』と『健康』の関連について学んだ事を説明できる

3.地域で生活する人がその人らしい生活を送るためのライフスタイルや価値観を説明できる

4.看護の対象である人を『生活者』として自分の言葉で表現できる

だそうです。



ということで
今回こちらに綴りたいのは
この体験を通して感じたこと。



私は"地域に期待すること"の項目で
こんな事を話した👇



何か具体的な支援を求める、というよりは
『この子は知的障害である』
という事実を知ってくれている
その関係性があるだけで
心理的な安心に繋がったりするんです。
#こんな感じで喋った気がする



まぁ何にせよ
全ての人が認知してくれて
理解してくれる世界線は困難でも




利用する場所、関わる人達には
やはり求めていくべきことなんだと思っているしそれは親の役目として意識しているわけだが



知ってもらえる機会というのは
自分達から動いていかないと生まれない
のも事実で。



とはいえ
環境を広げる1歩目の心理的負担は
どうしたってフットワークを重くする。



そんな中、今回の体験で提供してもらったのが
この"知ってもらう機会"だと感じている。



それぞれの地域、職場で
学生さん達は看護の知識を持って
これから
様々な人達の支援に携わるのだろうから
どこかでお世話になるかもしれないし
直接的な関わりはなくとも
無関係とは言い難い人達だ。




そういう立場の方々と
関われる機会を頂いたのだと
改めて感じた。
#感謝っすね



また、学生さん達からの質疑応答タイムでは
ド直球な質問や新たな気付きを頂くような感想をくださった。



その中で一番どストレートで
印象に残っている質疑応答を紹介して
今日は終わりたいと思う。



学生さん
『これからどんな風になりたいですか!』





曇りなき眼で、真剣に聞かれたこの質問。
皆さんならどう答えます?
#考えたことないよ、こんなこと
#一瞬フリーズしたよ





まず、この質問のこたえを考えてから
この先へお進みください。
ちなみに
私はこう答えさせて頂きました。







子ども達を取り巻く社会(学校、地域、施設など)に対して
知ってもらう活動を
私なりの方法を探しながら続けていく。




気付いたらこんな感じで答えていた。
何というか
一番想定していなかった質問で
"あなたは親として出来ること何よ"
という課題を与えられた気がして
図らずもそれを表明する機会になった。



自分の発した言葉の重みを感じながら
今日も必死に生きるひとりの母でした。
#現場からは以上です





という事で
私からはおしまい。
皆さん良い一日を。

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