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資料室

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主に執筆・発表等のために集めた資料を「打ち込んで保存する」ための記事たちです(汗)。なので引用長めですが、かえって価値があるかもしれません。
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記事一覧

資料室: 世界はこれからインドになる(のか?)

面白いもので、6月は作家の堀田善衛の旧著である『インドで考えたこと』にすっかりハマってし…

Yonaha Jun
3週間前
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資料室: 近代「日欧比較思想史」年表

以前もご案内した「ことのは」での小林秀雄イベントの内容が、新潮社のForesight でもダイジェ…

Yonaha Jun
1か月前
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資料室: 国民の全員がまちがえるとき―菊池嘉晃『北朝鮮帰国事業』

夏に出る仕事のために、戦後の北朝鮮帰国事業について調べていて、暗澹たる気持ちになってしま…

Yonaha Jun
2か月前
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御礼: 舟津昌平『Z世代化する社会』での拙論言及

献本いただいたのに御礼が遅れて申し訳ありません。今年4月刊の舟津昌平『Z世代化する社会 お…

Yonaha Jun
2か月前
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大東亜戦争とコロナワクチン: 歴史学者たちの「責任」

今週発売の『文藝春秋』5月号も、表紙に刷られる目玉記事3選の1つが「コロナワクチン後遺症 …

Yonaha Jun
3か月前
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2021年以来、僕はコロナワクチンについて何を語ってきたか

4年前の今日、つまり2020年の4月7日に、日本で初めて感染症の流行に対する「緊急事態宣言」が…

Yonaha Jun
3か月前
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資料室: 1977年春、戦争はまだ海の向こうで始まるものだった。

次の仕事のために村上龍さんの『海の向こうで戦争が始まる』を読もうとしたら、どうも文庫が品切れみたいで驚いた。僕でも名前を知ってるくらいだから代表作の一つと思うけど、もう半世紀近く経つのだからしかたないのかもしれない。 『戦争が始まる』は村上龍の第二作で、まず『群像』の1977年5月号に載り、翌月に単行本になった。はっきり言ってストーリーはまったくなく、ビーチ(国も不明だが海外と思われる)でドラッグをキメて水平線を眺め続ける男女の目には、海の向こうに見える蜃気楼のような国で戦

資料室: 1978年のアカデミー賞授賞式(多様性とポリコレの前、いかに世界は真剣だった…

近年トラブル続きの米国のアカデミー賞が、今年も情けない次第になったことはよく知られている…

Yonaha Jun
3か月前
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資料室: 鈴木清順の戦争体験

準備している来月の仕事のために、以下、個人的なメモです(なので、アゴラには転載しないでく…

Yonaha Jun
5か月前
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