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0歩目 * 立ちどまって、考えた日

仕事は大好きだった。

なのに、ある日、パソコンに向かいながらふと
「こんなことしてる場合なんだろうか」
と頭に浮かんだ。
コロナ禍になってしばらく経ったころだった。

朝から晩までパソコンの前。
外で雨が降っていても気付かない、モグラみたいな日々。
それでも仕事が好きだった。
けど、これでいいの?
がむしゃらに続けてきた日々、やっと立ちどまり、考えた。

その年の秋頃、仕事中に強い目眩を感じた。
1日をなんとかやり過ごしたものの、
そのあと家に帰ってから起き上がれなくなった。
休日を丸2日眠り続けて、月曜日にはまた起き上がって会社に行った。

『このままじゃ死ぬかも』
死ぬは大げさだけども『潮時』という言葉が浮かんだ。
ここで定年を迎えるまで働くのか?
否。
じゃ、転職?
、、、うーん。

以前
「すごく当たるんよ!」
ママさんが占いをしてくれるからと、友人に連れられて行ったスナックで
「ご自分で事業されるのとか向いてますよ」「周りが助けてくれます」
と言われたことがよぎる。

事業、はわかんないけどひとりでやってみようかな。

フリーランスという選択。
アリかも。

心が決まった。


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