文学フリマに行くまでの話 #大阪12
財布やらスマホやらをのんびり鞄に突っ込みながら、
(あれ、わたし東京7:21発の新幹線のれるのかな?)
と、ふと我に返る自宅リビング at 6:42。
うちから最寄り駅まで徒歩10分でしょ?
そっから地下鉄の有楽町駅まで20分弱でしょ?
で、JR乗り換えて東京駅まで5分?(※希望的観測)
そこから新幹線のホームまで、さらに5分?(※希望的観測)
……10+20+5+5=40…… 40分?(※希望的観測)
新幹線出ちゃうじゃん。(この時点ですっぴん&お着替え60%)
で、一気に血の気引いて、服だけはしっかり100%にして大慌てで家を飛び出しました。
最寄り駅まで走り、地下鉄有楽町駅からJR有楽町駅の改札まで走り、山手線ホームまでの階段を駆け上がり、方向間違えたことに気づいて駆け下り、反対側の階段を駆け上がり、汗だくになりながら正しい山手線ホームに着いたのが7時14分。
発車約5分前なのに、ここがまだ東京駅ですらないと言う恐怖。
山手線よりも京浜東北線の方が2分早く来そうだったけど、それが本当に山手線よりも先に東京駅に着くのかを調べ、
<東京駅 構内図>で検索して京浜東北線と新幹線乗り場の位置関係を調べ、
やってきた電車が本当に東京に止まるのか、この日一番の集中力を発揮しながら念入りに確認して乗り込み、
……新幹線の切符、ホテルとセットになってるやつだけど、万が一乗り過ごしたら振替とか出来んのかな。
……追加料金いるかな。
……それ、いくらかかるかな。(重要)
ってドキドキしながら到着した、JR東京駅の京浜東北線ホーム at 7:18。
階段を駆け下り、
すみません皆さんこんなとこで走って本当にすみません、って行き交う人々に心の中で謝罪しながら新幹線乗り場まで走り、
勢いよく改札に切符を通したら「東海道新幹線は乗り場が違います」みたいなバツ印の表示と共に切符を突き返され、
その先にあった東海道新幹線の改札まで走り、
今度こそ改札をくぐり、
構内突き当たり近く(もしかしたら本当に突き当たりだったかも。もう記憶ない)の乗車ホームの階段下にある電光掲示板にまだ7:21発の新幹線の表示があることを確認して走り、
階段下に着いた瞬間プルルルって発車ベル鳴り始めたので最後の力を振り絞りながら必死で駆け上がり、
エスカレーターってこの世から消えたんか?
と思いながら、のぞみ205号 新大阪行きの乗車ホームに何とか到着する7時20分50秒。(推定)
新幹線に飛び込んで、飛び込んだ勢いのままデッキをヨロヨロと進んだら、背後でドア閉まりました。
そんな風に幕を開けた、大阪文フリの9月8日。
無事に大阪入りして、最初に向かったのはこども本の森 中之島。
建築家の安藤忠雄さんが大阪市に寄贈された、子どもたちのための図書館だそうです。
壁一面に本が並ぶ写真を見たときから「いつか訪れてみたい」と思っていた場所だったので、文フリ前に行ってみることに。
したのですが、
午前中はイベントで貸切になっていて、当日券の販売は午後の部のみとのこと。ざんねん。
残念だったので、エントランスにあった青リンゴをパシャリ。
で、「だったら昼飲みしようかな」と歩き始め、
キャリーケースを預けるためにホテルのある天満橋駅に移動。
身軽になったら無性におなかが空いてきて、そして暑いから歩き回るのも嫌になってきて、というかレモン(三秒間のレプリカ)の続きが書きたくてどうしようもなくなってきたので、
飲みに行くのもやっぱりやめて、ホテルの近くにあったマグロの店(謎)に入店。
店内涼しいし、冷たいお水もビールも飲めたし、
マグロ寿司も海鮮丼も食べてお腹いっぱいになったし、
レモンも書き終わってnoteで公開できたしで、
全ての欲求が満たされて大満足。
現地にいらしてるnoterさん、そして何より、大阪文フリでしか巡り合えないだろうたくさんの本たちとご対面だ。
と、
わくわくしながら会場であるOMMビルに向かいます。
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