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幻想的桜の和歌一首

古今和歌集を読んでいる
季節にあわせて
読んでいくと
一年間楽しめるんじゃないか
とおもって

近頃は、気温があがり
春も終わりになった気分
(きょうは4月17日)

古今集の春歌下に、こんな歌がある


山寺にまうでたりけるによめる

やどりして
春の山辺に
寝たる夜は
夢のうちにも
花ぞ咲きける


意味は、
春の山辺で寝た夜は
夢のなかでも花が散っている

現実と夢の区別がつきにくい
幻想的な歌

おれは、絵画もそうなんだけれど
歌も幻想的なのが好みなのが
最近分かりました
これまで 自分では
よくわからなかったよ

絵画や文学に接すると
自分では気付いていない
隠れた自分を知ることができる
それが楽しい


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