波乱人生ー大卒後、落ちていく


今回、性的な描写があります

苦手な方は、ここでおやめください。

お願い致します。



大学を何とか卒業しました


勉強を多田詰め込むのは得意で

成績だけなら、取ることができ

優秀な成績で卒業しました



ただ、心も体も闇へ落ちていきました



寂しさでひたすら繰り返す、テレクラ

誰かと会っては、体の関係になってしまうのです

恋人がいない時は、ひどい頻度で繰り返す。。。


恋人も、最初はいいけれど

段々と相手の熱が冷めてくると

辛くなって別れてしまいました


捨てられるのが、怖かったのです

だから、捨てられる前に

自分から逃げていました



大学4年、その頃は

普通に働く気力もなく


また、記憶が減ってきていました



こんなに体の関係ばかり持ってしまうのなら

いっそ、風俗に行こうかな。。。


お金もたくさん入るらしいし

家を出て、一人暮らしがしたいし。




そんなことを考えていました


とりあえずで、医療事務の資格を取ってみたり

しましたが、それをしようとは思えません



ある時、風俗の求人の本をこっそり買ってきて


見ていました



ソープ、キャバクラ、ヘルス、色々なことが書いてあるけれど


そのころの私は、区別がつきませんでした


何となく、性的なことをするのかな、くらいでした



22歳、それでも私は、

あまりにも社会を知らず、

恐ろしく純粋だったようです



まるで、いつも生まれたてのひよこのようです


誰にでも、ついていって

訳もわからずに、懐いて

ただ傷ついて。


どうして、そんなことを自分がするのか、

男の人がするのか、わからずに。


ただのいい餌食です



私が、選んだのは

一番高収入な、ソープでした



電話をし、面接に行きました


今でも、景色や社長さん、受付のおばさんたちを覚えています


社長が「いくらお金が欲しいの?」と聞いてきたので


私は、「30万くらい欲しいです。」と答えました



すると、社長がとても笑うのです


「そんだけ?笑」


私は、全く意味がわかりませんでした



すぐに、実習になりました


そこでやっと、ソープというものが

どういうことをするのか、わかりました



ただ、言われたことをそのまま

忠実にする良い子だった私は


すぐに覚えました


1ヶ月目は、ほどんど休み

2ヶ月目あたりで、週5で働きました


その月の月には、ナンバー2の指名になっていました


若く、自分で言うとおかしいですか

清純派で、可愛らしい感じでしたので

珍しかったのかもしれません



仕事は、5人の相手をすると

だいたい5万貰えます


2ヶ月目で、家出をしました




その頃、大学の時に付き合った48歳くらいのタクシー運転手と

ばったり会って、その人に少し手伝ってもらい

家を手続きし、


ある日、ふっと実家から出ました



ずっと電話も無視していましたが

叔母から入った留守電に、

「おばあちゃんがすごく弱っている、謝っているよ。お願いだから帰ってきて。」

そう入っていたので


悩んで、しばらくして電話をしました



その弱々しいおばあちゃんの声

初めて聞きました


いつもなら、男のように怒鳴って

殴り飛ばしてくる祖母に

少しの元気もなかったのです

「おばあちゃんが間違っていたよ。ごめん。」と

震える声に、ドキッとしました



私は、実家の近くに一人暮らしをすると、

そのアパートを引っ越し、

近くに住みました


そこもすぐに引っ越すことになりました



自分のことをものすごく気に入って指名する客のストーカーにあって
しまったのです


毎日、電話を鳴らし続けられたり

家に夜中、複数人できて

インターホンを鳴らしたり、

色々なことをされ、


怖くなり引っ越しました



そのころ、仲良くなった公務員の客と付き合いだしていて

私も、とても気に入っていたので


その人と、一緒に住むことにしました



その時には、もう風俗は、


心身が限界で


体も動かなかくなっていて

どうしても行けなくなっていました


実質、2ヶ月ちょっとくらいでしたが

心身は、完全に死んでいました




毎日、流作業で性処理をするだけ


その頃はどうしてそれが辛いのか、わかりませんでした


ひどい客もいます


膣を乱暴にされ、出血することもありました

避妊具をこっそり外されていたこともありました


段々、自分の体の感覚がなくなり

痛みと不快感だけになっていました


吐き気もよく起きました



私の大好きだった大学の時の友人から

急に電話がきて、

泊まりに来てくれたことがありました


泊まったりしない人だったのに。


大学の時の男友達に2人だけ

自分の風俗の仕事をばらしたので

そのせいだったかもしれませんが


彼女は、何か言いたそうだったけど

何も言わずに帰りました



それが、何か私の中に

この仕事、やめようと思うきっかけをくれたのです


指名がなかなか取れないくらい人気が出ていた最中だったので

社長に話すと

「馬鹿か!!」と怒鳴られてしまい


いきなり消えるしかありませんでしたが

逃げることには成功しました



客だった公務員と同姓を始めました

14歳上でした


そのまま、結婚を決めました



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