あゆみ作り
子どもの頃に、当然のように貰っていた通知表。
あれ、大人になっても欲しいなと、ふと思ったのがきっかけだった。
作ってみた。
以下のサイトのテンプレートを参考に、列幅、文字フォント、文字の大きさなどの概要を掴むことができた。
(スクールソニューションさん、ありがとうございます。)
前期と後期で1枚ずつの想定なので、7月からを後期と想定して作っていく。
大枠のテンプレート作りを終わらせたら、各項目を自身の事柄に沿って埋めていく。
マイルールとして、お金と仕事のことは項目に入れていない。
デフォルトの性格上、仕事やお金のことは常に頭の片隅で考えて行動してしまうため、日々の事柄で忘れがちな、大切なことをピックアップしていく。
学習の記録には、外国語、創造、健康、道徳、嗜み、世界平和の6項目。学習なのか微妙な項目もあるが、まあよしとする。
設定の意図としては以下の通り。
外国語:特に頑張りたい英語を想定。評価の観点は、スクールソニューションさんのテンプレート内容を拝借。
創造:何かを作ることが好きなので、この分野を広げてみたい
健康:無理しすぎず、継続できるペースで体力をキープする
道徳:周りに流されない、軸のある人間になりたい
嗜み:自分の内面をもっと磨きたい
世界平和:善い行いをする
この内容を考えるのが結構時間がかかったけれど、自分を見つめる良い機会にもなった。
行動の記録については、日々の積み重ねの項目を入れている。
最近特に思うのは、日々の家事・炊事・掃除というのは、とてつもなく大切で、決して削ってはいけない時間だということだ。
仕事が忙しくなってくると、そんなこと言っている暇は無くなって、部屋は荒れ放題、お風呂に入るのもめんどくさいという最悪な状況になり、時間をお金で買いだす。
例えば、洗濯の時間がもったいないから乾燥機付き自動洗濯機を買うとか、自炊の時間ももったいないからUberでご飯を頼んで食べたりとか。
みかけは合理的に見えるけれど、そこで得られる充実感は段違いで、そうやって仕事の時間を増やせば増やすほど、生活が荒んでいく。
料理、洗濯、雑巾がけしている非合理な時間にこそ、人間の本能が満たされる愉しみがあり、実は贅沢な時間だとしみじみと思う。最近こういう贅沢を愉しんでいると、ハイキューの北さんのシーンが頭の中で再生される。
これを北さんみたいに淡々と継続できるようになることが目的だ。
特別活動の記録には、本当のテンプレートだと委員会活動やクラブ活動を入れるところなのが、特段習い事もしていないので趣味を入れて、何を作ったのか書くことにした。
総合的な学習の記録と外国語活動の記録はテンプレート通り。
最後の振り返りに何かコメントを書き込もうと思う。
最後に習慣の記録。
こちらは毎日チェック項目として作っているものがあるので、その項目が何日できたかを書く欄にした。高すぎない目標設定がミソだ。
特に掃除・家事・整理やお風呂の日数が減っているということを認識できると、自分が疲れていることに気付くことができるからだ。
以上が半年に1回振り返るあゆみなのだが、この「たいへんよい」「よい」「もう少し」の判断指標として、スタンプカードも作ってみた。
特に日々の積み重ねに重点を置く、行動、創造、嗜み、世界平和の項目に絞り、この項目のなかの一つをクリアできたら、スタンプを一つ押せる仕組みだ。子どもの頃、ラジオ体操のスタンプ集めが趣味だったので、この方法は自分にとって最適だと思いついた。
大人になると、仕事以外で誰かに褒めてもらえることは少ないからこそ、自分で自分を褒めてあげるシステム作りは大切だと思う。普通に会社行って、普通に仕事して、普通に家事・炊事・掃除をする。そんな当たり前の日常を過ごしていると何も残らないけれど、その積み重ねを可視化することで、自分の体調や感情に気付くことができる。
いわば自分を研究対象とした実験と検証ともいえる。
正直、最終的なあゆみの評価は自分で下すものだから、全部「たいへんよい」でも良いと思う。重要なのは、評価の観点項目を、日常生活で意識するということだ。
半年続けられるかは定かではないが、頑張ってみようと思う。
NoteでExcelのテンプレート、共有できたら良いのだけれど・・・。
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