第2回百合文芸小説コンテストで一次選考突破したり第27回電撃小説大賞に応募したりした話

5か月ぶりの投稿です。
世の中はいろいろ大変ですが、こんな時だからこそ適度にいつも通りに、やりたいことをやっていきたいタイプです。


・百合文芸の話

さて。
前回の投稿が第2回百合文芸小説コンテストに参加したというものでした。

なんと。

わたしの『八月頭のハンマーヘッド』が一次選考を突破いたしました。
読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
まぁ、一次選考結果が発表されたの一か月前なんですけどね。

最終選考の発表ももうすぐなんですけどね。
(百合姫6月号が発売されるタイミングでの発表なので4/17らしい)

よろしければぜひご一読ください。


・電撃の話

もうひとつ。
毎年恒例4/10は電撃小説大賞の締め切り日です。
昨年もやりましたね、今年もやりました。

昨年は比較的早めに初稿を書き上げたものの修正が難航。
どうにか当日のお昼ごろまで粘ったものの、だんだん良く分からなくなってきて、当日もかなり悩みつつ、まぁ書き終えた瞬間はいいの書けたかもと思いながらあとからいろいろと不安になってきて、最終的には一次落ちという結果になりました。

今年はどうでしょうね。

まぁぶっちゃけますと今回は、昨年以上に超ハードな日程だった、というか人生でトップクラスにハードだったんですが。

のちに振り返って反省するためにも今年の電撃応募までの時系列を簡単にまとめておきますと、以下のような感じになります。
(日時は手元にあるファイルの作成日時から割り出してますが、ツイッターとかと見比べるといくらか齟齬があるかも)

2019年11月1日
 第二回百合文芸小説コンテスト開催
2020年1月9日
 第二回百合文芸小説コンテスト締め切り
 もう一作書けないかなとかずっと唸ってたけど時間切れ
 そろそろ電撃頑張らないとなーってなる
2020年1月11日
 作業開始、SFファンタジー風アクション百合の構想を始める
2020年2月
 アクション百合、非常に難航
 3幕構成を勉強したので使ってみるもプロットが作れない
2020年2月26日
 アクション百合、破棄
 代わりに、ずっとストックしていた青春SF百合が使えそう、と思いつく
 青春SF百合の構想を練り始める
2020年3月
 青春SF百合の方向性は決まったものの、具体的なネタ出しに難航
 ただ、不思議と行けそうな感じはしていた
 一か月は構想に使うことを決意
 最悪、前回に出したものを改稿しようと思ってた
2020年3月29日
 奇跡的に構想がまとまる
 しかし、本文が書き出せない
 実は構想と並行で書き出しも何回か書いていたがしっくりこず
 プロットを作ることを決意
 いわゆる箱書きや三幕構成的なものでは間に合わない予感
 プロットを、脚本風に書くことを思いつく
 セリフとト書き、大まかな場面設定で埋めていく
 いい感じに書き始めるも、夕方に胃腸関係がグロッキー
2020年4月
 体調不良と格闘しつつプロット作業を進める
 うどんと豆腐と卵と焼きバナナでしのぐ
2020年4月7日
 夕方、脚本風プロットが完成
 体調もいくらかマシに
 夜、本文を書き始める
 脚本風プロットのおかげか、執筆がものすごく速い
  最大瞬間字速は約5000字/h
2020年4月10日
 夕方、初稿が完成
 ツイートの単純計算で記録は70h45m104DP97,814字
 その後、梗概、誤字チェック、ワードの文章校正
 23時21分ごろに投稿完了


見返してみると自分でもドン引きするくらいの過密日程なんですが、終わってみると昨年よりは余裕があるというか、後悔が少ないというか。
過密だったぶんランナーズハイになっている可能性もありますが、なんだか昨年よりはうまくできたような気はしてるんですよね。

昨年は、構想とかあらすじの段階で微妙に固めすぎてしまったせいで、登場人物の行動とか会話がぎこちない感じになって、展開じたいも唐突になっていました。
一方今年は、構想とかは軽めにして、いきなり脚本風プロットから、つまり会話と行動で進めていくところから考えたので、昨年に比べれば自然で、登場人物もいい感じに動けたような気がします。
昨年の反省に登場人物をもっとなんとかしたいなぁというのがあったので、それも活きたんですかね。

全体を通してみると何とか間に合った要因としては、
・登場人物をもっと転がしたかった
・構想はそこそこに会話やアクションを詰めるべきだった
・脚本風プロットで会話を重点的に考えることができた
・百合に大事なのは会話
あたりが挙げられるかなぁ、と。

この脚本風プロットは個人的にこれからも使っていきたいです。
というか、構想1か月~脚本10日~本文3日というサイクルは個人的にあっているのかもしれません。(ちなみにこの前に、ネタ熟成数年が本当は入ります)


そんなこんなで、非常にひっ迫した時間の中、新しいやり方を模索しつつも何とか締め切りに間に合った今年の電撃大賞。
はてさて結果はどうなりますやら。

ちなみに、今年はちゃんといの一番に見に行こうと思います。

3か月後が楽しみなような怖いような。

あ、その前に1週間もすれば百合文芸でしたね。
また体調崩れそう。

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