夏の思い出#1 前編 対かき氷戦のはじまり byかどやん

こんにちは、読活(よみかつ)サークルメンバーのかどやんです。
今回から読活のメンバーの自己紹介も兼ねて、メンバーによる個人投稿を始めていきたいと思います!

その記念すべき最初の人として緊張していますね(笑)
だけど僕なりにいい文章を届けられるように頑張ります!

簡単に自己紹介をしますと、現在立命館大学に通っています。大学生になってから趣味の一つに読書が増え、本を読むのが好きです。
そしていつの日か、いろんな人と本のアウトプットができる、この"読活"というコミュニティに所属しました。

今月は読活メンバーによる、「夏の思い出」をお届けします!その第一号ですので、気合を入れないとですね(笑)

僕の夏の思い出は、やっぱり夏の風物詩である
「かき氷」をいっぱい食べたという思い出ですね。いわゆる、僕の中で「夏のかき氷地獄」と呼んでいるエピソードでございます。

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僕は夏になると、かき氷をまあまあの量食べます。特に小学生の時はほぼ毎日食べてましたね。料理ではなく、機械と氷さえあれば小学生でも手軽に作れるのがとっても魅力的でした。

かき氷といえば、肝心なのは上にかけるシロップですよねーみなさんはどのお味が好きですか?

僕はイチゴも、ブルーハワイも、メロンも全部好きな味なので、毎年3種類揃えないといじけちゃう人でした。

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なので、毎年3種類の味をスーパーで買って、食べているのですが、ここで毎年、問題があります。これがこの事件の発端です。

それはどのシロップの味もそこそこの量が余ってしまうのです。
厳密にいうと、どのシロップもだいたい3分の1くらいしか消費できず、毎年3分の2くらい余るのです。

そうなんです、ほぼ毎日かき氷を食べたところでシロップが消費できないのです(泣)
ちなみに我が家でかき氷を食べるのは自分くらいで、親は「あんなもん、食わん!」と一点張り。

自分だけ「うらやましいでしょ!」と顔で食べていましたが、おそらく親からは「アイス代が浮くから楽な小僧だ」と思われていたかもしれません。
だって親はほぼ毎日、カップアイスを食べてましたもん(結構、ハーゲンダッツもたべてたぞ…大人だ…)

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かき氷のシロップの中でもそこそこ良いやつは2年くらい長持ちするのですが、僕が小中学生の時に購入していたのは1年くらいしか期限がもたないやつで、夏が過ぎた秋とか冬にも消費しないと、全て消費できないようなシロップだったのです…

そんなある日、「今年の夏もシロップを買おう〜」とスーパーへ行き、3種類のシロップを手にとり、レジかごへいれました。

すると母親が「3種類はダメ!」と言いました。

母親の理屈で言うと、毎年どのシロップも3分の1しか使わず、3分の2ほど余るのだから

一本にすれば、ちょうどよく消費できるとー。

今振り返れば、めちゃくちゃごもっともな意見なのですが、当時の僕には許せない考え方でした。

だって、3つの味を楽しみたかったからです。
そこで、小学生の僕は親に交渉をします。

「今年は、ちゃんと3本消費するから、3本買ってください!!」

そう言っても、ダメと断られました。

まあ、そりゃそうだよね…信用できないもんね笑

そこで僕は最終兵器を出します。なんと、交渉し始めました。

「もし約束通り、3本消費できなかった場合は、もう二度とかき氷を食べませんっ!!」そう約束したのです。

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さて、とっさの思いつきでそんな宣言をした自分は「後で後悔しました…」ね。

これ以降、僕はかき氷のシロップを3本分、消費しないとやばい夏になったのです。(半端ねぇ…)

さて、面白いのが3本消費するという目標の達成は、
僕にとって絶対的に必要なことでしたが、(だって来年以降もかき氷を食べたいから)

たぶん親にとっても必要だったのです。

だって子どもは、脱かき氷したところで、アイスが食べれればそれでいいからです(笑)

子どもがかき氷からアイスへ嗜好変換した場合、予算がかかりますもんね…とてもお金が絡むシビアなお話です。

さて小学生の僕は
かき氷との壮絶な夏の闘いに陥るのでした…

親は僕にエールを送ります

「絶対、食べろぉぉぉぉー!」

さてどうなることやら(笑)

(続く)


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