怒涛だった2022年の終わりに、あっという間に大きくなっていく2歳を抱いて。
3人兄妹の末っ子は、3人の中で誰よりも小さく、生まれた時は鶏ガラちゃんでした。
普通の新生児用紙おむつがブカブカで、いろいろ心配でした。
そんな鶏ガラちゃんも今は健康そのものな12キロ。
たくさん喋り、たくさん食べて、たくさんお仕事(いたずら)をする、愛されキャラです。
そして、どんなに素敵なアロマオイルより、末っ子ちゃん抱っこは癒し効果は高い、と思っています。
一年の終わりの、おひさまの遊歩道。
「もう歩けない」と抱っこをせがむ12キロは膝にも肩にもくる。
だけど癒しなので回復しながらダメージを受けているわけですね。
でも心は満たされているのです。
「あんたさぁ、忘れちゃうんだよなーこの瞬間全部。こんなに毎日可愛がられたことをさ。」
「こんなにもみんなに可愛がられた3歳までのこと。」
「憶えていてね、少しでも。」
言ってみて、甘酸っぱいような切なさになるのです。
時々思うのですが、
3歳までの愛おしく密着した日々を、
親だけが憶えていて子供は忘れてる。
それって不思議だなって。
反抗期でこっちがやられる時。
今の日々を少しでも子供が憶えててくれたらと思うこともあるんだけど、
長男も、長女も、そして末っ子ちゃんも、みーんな忘れていくのが当たり前。
我が家の11歳兄を見てると、どうしてこんなに愛してきたのに、そんななの?
といいたくなることもあるんだけど、
この愛おしさでいっぱいの日々がその子の土台になってくれることを願いつつ
大人だけが憶えていられる特権に浸る日々です。
——私が思うかわいいとは、存在そのもののこと。
うちは3人とも容姿は昭和感たっぷりで貫禄あるのでかわいいとかではないのです。
その器に宿ってる命がかわいいとでもいいましょうか。——
この限りある、可愛く愛しい日々。
今年も一年ありがとう、って思いました。
本当に今年は忙しくて心休まる時がなかなかなくて、
いつだって精一杯すぎて私の子育て大丈夫かなといつも不安でしたが、
難しく考えずに、引き続き愛おしさ満喫しようと思います。
ーー
みなさま、全然書けなかった2022でしたが、
読んでいただき、コメントしていただき、
本当にありがとうございました!
良いお年をお迎えください。
そして来年も、どうぞよろしくお願いします!
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