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「国立国会図書館」の読みどころ

おはようございます。

今回は変則的に私が去年の秋に初めて行き、そこからほぼ毎週通っている「国立国会図書館」の読みどころをご紹介していきます。

「国立国会図書館」とは日本で唯一の国立の図書館で、東京と京都に1館ずつあります。

注意点としては、18歳以上しか利用できないことで、理由は基本的に日本国内のあらゆる本が閲覧できるため、18歳以上でないと見せられないということですね。

お堅いイメージがあると思いますが、「国立国会図書館は巨大な無料漫画喫茶だ」という方もいますので、お気楽にご利用下さい。

前置きが長くなりましたが、「国立国会図書館」の読みどころを、私が足繁く通う東京本館(永田町駅から徒歩5分)をベースにご紹介していきます。

改めて「国立国会図書館」には、法律に基づき国内で発行されたすべての出版物を、納入することが義務づけられています。

民間の出版物については発行から30日以内に国立国会図書館に納本することになっています。

簡単に言うと、新刊本を1か月後には国立国会図書館で読むことができるようになるということです。

私もこれを実際に体験しており、12月末に12月新刊の「シン・サラリーマン」と「エフォートレス思考」を読もうと思ったら、残念ながらまだ納本されていませんでした。

しかし、昨日、国立国会図書館オンラインで調べたら、両方とも納本されていました。

ここからは初めて東京の国立国会図書館を利用してみたい方向けに書いていきます。

最初に注意点としては日祝と月1、2回、休館日があるということと、基本的に来館予約が必要になるということです。

基本的にと書いたのは、月曜から金曜は9時半から11時までと16時以降は予約なしで利用することができるからです。

ちなみに、土曜日は必ず来館予約が必要ですが、1日約1,200人までの抽選制度はあるものの、これまで100%当選しています。

なお、予約は前週の水曜までに翌週の月曜から土曜までの分ができるので、今日時点で利用できる最短の週末は1月22日(土)となります。

話を戻して、どこの図書館でもそうですが、国立国会図書館を利用するには利用者登録が必要です。

本館の隣の新館で、書類に記入して免許証などを提示し利用者登録を行い、少し待つと登録利用者カードをもらえます。

そこから本館に移動し、検温と予約照会を行い、荷物をロッカーに預けて、ゲートを通って、入館します。

混乱を避けるために補足しますと、本館は2階がベース階になります。

たくさんのパソコンが並んでいますが、読みたい本がある方は、パソコン横のカードリーダーにカードを置き、設定したパスワードを入力し、検索して、読みたい本(図書は3冊、雑誌は10冊まで)を閲覧申し込みします。

申し込んでから実際に閲覧できるようになるまで20分から30分掛かるので、2階のソファーで待つのもよし、6階の売店で飲み物やお菓子を買って、食堂で飲食してのんびり待つのもよしです。

ちなみに、私は閲覧申し込みをしてから、20分のタイマーをセットしつつ、携帯で国立国会図書館オンラインで、本の準備ができたかを頻繁にチェックして、タイムロスをなくすようにしています。

さて、無事に本の準備ができたら、2階カウンターでカードを提示し、閲覧申し込みをした本を受け取ります。

次はどこで本を読むかですが、基本は閲覧席で読みます。

カウンターから左奥にある2階閲覧席はパソコンや携帯を持ち込めるので作業をしたい方にお勧めです。

3階閲覧席はパソコンや携帯の利用を禁止されているので、ただ本をじっくり読みたい方にお勧めです。

次に漫画喫茶的にお使いになりたい方に補足すると、4冊目以降をどのタイミングで閲覧申し込みするかです。

これはご自身の1冊を読むスピードによりますが、私の場合は2冊読み終わったら、その2冊を2階返却カウンターで返却し、その足でパソコンから次の2冊を閲覧申し込みしています。

そして、3冊目を読み終わったら、本の準備が終わったかを確認し、3冊目を返却し、4冊目、5冊目を受け取り、さらに6冊目を閲覧申し込みするという感じです。

後は1冊ごとに繰り返すのもよし、あえて2冊ずつ繰り返すのもよしですね。

まあ、休憩も取りつつ、楽しんでもらえたらと思います。

最後に土曜に利用される方にご注意点を。

土曜は利用が17時までです。

そのため、閲覧申し込みは16時以降できなくなります。

私も先月経験しましたが、「後2冊は読める」と閲覧申し込みをしようとしたら、16時過ぎで受付終了となったので、ご利用は計画的に。

長々と書きましたが、この文章を読んで、一度、国立国会図書館に行ってみようと思われる方がいらっしゃれば嬉しいですね。

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