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日経新聞の読みどころ2/27朝刊

おはようございます。

今日は女性雑誌の日です。

−−−【日経新聞の読みどころ2/27朝刊】−−−

① ロシア、サイバー多重攻撃 サイト障害や偽メッセージ 周到準備、社会かく乱 ウクライナ侵攻と連動(7面)

② 渋谷「垂直開発」の未来 メンツ重視の高さ競争とは一線を画し 新興国にはマネできない日本の底力を(12面)

③ 「攻撃やめて」「無事でいて」ロシア侵攻、首都中心部に迫る 在日ウクライナ人が祈り(27面)

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① ロシア、サイバー多重攻撃 サイト障害や偽メッセージ 周到準備、社会かく乱 ウクライナ侵攻と連動(7面)

ロシアがウクライナに侵攻した。同軍の軍事行動はサイバー攻撃と連動しており、今回はサイト障害や市民への偽メッセージ送付など複数手口を同時にしかける「多重攻撃」を展開した。

社会経済を混乱させる狙いで、数カ月かけて準備を進めていたもよう。

今後は電力や通信の寸断が生じる恐れもある。

デジタル戦の広がりに米欧日は神経をとがらせている。

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先日、日本企業に対するサイバー攻撃も報復としてあり得るという文章をご紹介しました。

さて、日本のサイバー攻撃に対する耐性はどのレベルなのでしょうか?

答えは、一部のカテゴリーの長所または潜在的な長所を持つが、他のカテゴリーに著しい弱点がある、という最下層にあります。

その中身を見ると、指揮・統制は官民連携が弱い、サイバーセキュリティは発展段階でリスクの高い状況、などが挙げられます。

かたや、ロシアのサイバー能力は、長い間の欧米との対立の中で独自に発展をしています。

現在はウクライナにだけ矛先が向いている形ですが、その気になれば日本の各所に対してサイバー攻撃を仕掛けることがすぐにでも可能です。

今回のことを日本のサイバー能力を高める契機にしたいものです。

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② 渋谷「垂直開発」の未来 メンツ重視の高さ競争とは一線を画し 新興国にはマネできない日本の底力を(12面)

渋谷の街はどこに向かうのか?

「高さだけを競っても意味がない」

渋谷区長の長谷部健さんは東西1.2キロを貫く大山街道の再生構想を温める。伝統の発見と融合だ。

遅れてきた垂直都市、渋谷の開発はまだ道半ばである。

メンツ重視の高さ競争とは一線を画し、新興国にはマネできない日本の底力を見せつけたい。

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確かに昔の渋谷にはそれほど高層ビルがありませんでしたが、ヒカリエやスクランブルスクエアなどが林立するようになりました。

ただ、高層化すればする程、人の流れが一箇所に留まり、このご時世にはいいのかもしれませんが、人と人との交流が分断されることになります。

再生構想を温める大山街道がどこか気になって調べてみました。

そもそも大山街道とは東京・赤坂と神奈川・大山を結ぶ約70キロの道のりで、今回の再生構想の対象となるのは宮益坂から道玄坂を抜ける、そのほんの一部です。

渋谷の再開発というと高さばかりに目が行きがちですが、一度、自転車で巡ってその変化を体感してきたいと考えています。

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③ 「攻撃やめて」「無事でいて」ロシア侵攻、首都中心部に迫る 在日ウクライナ人が祈り(27面)

ロシア軍によるウクライナ侵攻は首都キエフ中心部に迫り、緊迫感は一層高まっている。

ミサイル攻撃に備え地下鉄の駅はシェルター代わりになり、避難する市民でバスはあふれかえった。

「攻撃はやめて」「どうか無事で」。

ロシアの攻勢が強まる中、日本国内のウクライナ人は祖国で暮らす親族や知人の安全を祈りながら、国の行く末を案じている。

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数日前にロシア大使館前でデモとあったのもあって、昨日の夕方にロシア大使館を通ってみました。

私が行った時はデモは皆無で、警察の大型車が多数あり、数百メートル離れたところで街頭演説をする男性が1人いました。

それはさておき、昨日の日経新聞夕刊には、首都キエフの地下鉄の駅構内に多くの方々が避難している写真が掲載されていました。

26日時点で子ども3人を含む、少なくとも198人が死亡したとありました。

これはウクライナ保険省の発表なので、この数字が民間人だけの可能性があり、兵士を含むと一桁多いかもしれません。

1日も早い終結を願うばかりです。

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【編集後記】

昨日、国立国会図書館を出て、国会議事堂前を通りかかった時に、音楽が鳴り響き、道路を見ると一台の街宣車が走っていました。

気になりながら自転車を走らせていると、バリケードが一気に閉められ、私も通行止めに合いました。

もちろんすぐに歩道側だけ開けて通してもらえましたが、街宣車からマイクで声を発していたのが若い女性だったのが印象的でしたね。

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今日の読みどころは以上です。

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