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深夜の2時間DTM「ホルンを用いた曲」

前回のお題「鯨をイメージした曲」はあまりイメージが湧かなくて参加を断念しました。でも投稿された皆さんの作品を聴いてると、あー鯨っぽい!分かる!って思うことが多々あり、後からだけど「こんな曲作りたいな~」というイメージも浮かんできてたので、もう少し粘ればよかったなぁと。

と、気を取り直して今回のお題。ホルンってオーケストラのホルンだよなぁ、クラシックな感じかなぁ、クラシックなら三拍子で明るい感じにしたいなぁ、明るいならシンプルにCメジャーかなぁ、なんて、シャワー浴びながらイメージ膨らませてたら早速メロディーが頭の中で鳴り始め。。。自分あるある①、シャワー浴びてるとメロディーが鳴る!ワルツで跳ねるようにスタッカートで~途中からマイナー調に転調、でもあんまり暗くしないようにしてー最後はめっちゃ明るく転調!うん、いいメロディー!忘れないようにひたすら繰り返し歌いながら(鼻歌)シャワーから出たものの。。。夕飯食べ終わったらすっかりメロディーは飛んでました💦自分あるある②、思いついたメロディーは高確率で忘れる。。。なのでボイスメモに録音が大事なんですが、今回は夕飯に気を取られて録音すら忘れてました。。。

メロディーは忘れちゃったけどCメジャーで明るいワルツ、というイメージはあるからこれを軸にいざ開始。まずは音源、たしかホルンはKOMPLETEにもSpitfire BBCにもあった気がするとそれぞれ確認。うん、やっぱSpitfireだ。でもなぁ、BBCは楽器によってパンが振られちゃってるんだよなぁ(ホルンは結構Lに振られてました)、とぶつぶつ言いながらMonoMakerでモノに。空間の広がりが感じられなくなった分しょぼい?感はあるけど、あとでReverbかけるから今は一旦置いといて、打ち込み開始。Cにはカノン進行が合いそうという変な思い付きからコードはカノン進行に決定、カノン進行はピアノの練習でよく弾いてるから頭の中で鳴らせる、ということでメロディーの打ち込みから開始。

16分の3連符で打ち込んでると、ホルン全然軽いかんじにならないwなんかイメージと違う。。。音源側の設定でスタッカートな吹き方にしたらだいぶ良くなったけど、もっとこう、パパパパーン!みたいなかんじにしたく。。。ってことで急遽音色づくりに。でもこれ、意外に大事で、音色に合ったメロディーが思いつくことが自分は多いので、音色は制作の早い段階で決めたい。で、コンプを中心にエフェクターをいろいろかけたものの「これこれ!」ってかんじにはなりませんでした😣多少、高音にハリが出るようになったから良しってことで、メロディー打ち込みに戻り。テーマとなるフレーズを繰り返して、マイナー展開へ。少し陰りがあるかんじで、でも軽快さは失わずに、と意識しながら打ち込み、ラストは思いっきり転調したぞーってかんじで前半部分をコピーして4度上へ。締めまで軽快感を保ちながらメロディー打ち込み終了。この時点で1時間ちょい。音色づくりに時間かけ過ぎました。。。

次は低音、同じくSpitfire BBCのコントラバスでピチカート。ちょっとモコっとしてるけどイメージ通り!弦バスもRに振られてるけど、これはこれでいいかなとモノ化せずそのままのパンで。あ、ホルンもモノ化せず少しセンター寄りしてあげればいいかも?っとMonoMaker外してパンをセンターへ。うん、いいかんじ。そしたら低音の打ち込み開始で、カノン進行だからとポンポン打ち込み、マイナーのところはCメジャーの平行調のAマイナーで、ということでAから始まるカノン進行、、、って前半四小節はいいけど後半四小節がなんか違和感。うーん。コード進行に困ったときは2345とか4567とか好きな進行を試してみて、うん、悪くない、採用w最後の転調はFへ。メロディーも4度上げたからコードも同様にということで。最終フレーズの部分のコードは一音ずつ降りてくるようにしたかったので、そう打ち込んで低音パート完了。丁度ここで2時間でした。。。

はい、いつも通り延長戦💦前回のバグパイプの時に使いたかったNordicCello、今回こそはと思ってたので、Celloパート入れました。プリセットで音色を選定、少しリバーブかけたら凄くいいかんじ!カウンターメロディーということでメロディーを聴きながら打ち込み。カウンターメロディー考えるの大好きなんですが時間もないので(いや過ぎてますw)一気に打ち込み。勢いに任せた割にはソロで聴いてもいけるくらい良いフレーズができたなぁと。実は今回の曲で一番お気に入りのパートだったり。

チェロパートが思ったよりも早く仕上がったので、そのまま高音パートへ!(時間過ぎてるって💦)はい、途中から4重奏にしたいってなっちゃいまして、フルートかピッコロを入れちゃいました。主役のホルンの音域と被らないよう、ピッコロかなぁ、なんか小鳥のさえずりっぽいかんじを表現したいなぁ、と思いながら、ホルンのメロディーのアクセントになるかんじをイメージしながら打ち込み。トリルってどう打ち込むんだろ?とか、多少試行錯誤しつつも打ち込み完了。この時点で30分オーバー。。。

少しだけでもMixしたいってことでモニターヘッドフォンに切り替えて聴いてみると、帯域かぶりのせいかモコモコ感がすごい。。。EQしっかりやりたいけど時間ないので弦バスとチェロだけホルンと帯域がかぶってるところを抑えるようEQをかけ。あと奥行き感がぐっちゃぐちゃ。。。VallHalaRoomでロングリバーブのエフェクトトラックを作り、Sendで各トラックを通してみるも、どうもうまくまとまらない。。。こりゃもうだめだと諦め、最後はOzone先生にお渡しして終了。ピッタリ1時間オーバーでした。。。ちーん。

もともとやりかったこと、軽快で明るいワルツ、というイメージは実現できたかなと思いますが、最後の、各トラックの奥行き感、空間としてのまとまりを上手くコントロールできなかったのが凄く悔しかったです。音源の設定でReverb・DeleyはOFFにしても、ステレオ音源だからか空間の広がりが存在してて、それがトラック毎に異なっていた場合、どうやってMixしていけば良いのか。大きな課題だなと思いました。

今回のお題は見送った方が多かったような印象。私はホルンと言ったら金管楽器をイメージしましたが、ホルンという文字を含む楽器は沢山あるみたいで、固定概念にとらわれず自由な発想で曲を作られてる方々、ほんと凄いなと。今回も沢山勉強になりました✨

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