異種格闘技のプロBuruno Saladino
美食で名高いリヨンの人々も認めるショコラティエ、ブルーノ・サラディーノ氏。人気のプラリネや初登場のガナッシュ に加え、「ストロベリーコンフィ×バジルガナッシュ」など異なる風味を2層に重ねたビークッシュを詰めたアムール・デュ・ショコラ2024限定アソート。
リヨンといえば美食の街。料理だけでなくボジョレヌーボーで有名なボジョレ地方があるのもこのリヨン。
そんな美食の街の名に恥じぬよう、リヨンでは製菓ワールドカップ (la Coupe du Monde de la Patisserie)が二年に一度開かれています。2023年に日本代表が優勝して情熱大陸にも密着されてましたね。
しかしそれだけではなく、絹織物の産地という側面も。
富岡製糸場を造る際に招いた技術者(ポール・ブリューナ)の出身地がリヨンということで日本との接点もあるリヨン。
そして金融業も盛んで、フランスの銀行の本店が多数置かれているリヨンは、EUの中でも有数の商業都市とてフランスの南東部にあります。北東から流れ込むローヌ川と、北から流れ込むソーヌ川が南部で合流しており、ソーヌ川の西側に広がる石畳の街並みの残る旧市街が世界遺産で中世の街並みがそのまま残っています。
この記事のタイトルはチョコを食べた感想から自分で考えたのですが、ブルーノ・サラディーノ氏は「味のマッチングの名手」として知られている、とのこと。
自分の感覚は間違っていなかったと一安心。
・Ganache Thym Citronné(レモンとタイムのガナッシュ)
カカオの香ばしい香りとタイムのフレッシュな爽やかな香りがマッチしている。レモンは隠し味として爽やかさの演出に貢献。
・Praliné Cacahuète(ピーナッツのプラリネ)
甘じょっぱいピーナッツの味と、じゃりじゃりした食感が特徴。周りのチョコも甘すぎないが苦くもない、プラリネとマッチすることを使命として生み出されている印象。
・Confit Mangue Passion Ganache Rhum(マンゴー、パッションのコンフィとライムガナッシュ)
ビターチョコの苦みとフルーツの甘味、酸味のマリアージュが印象的。噛んだときにパリっとしたチョコとねっとりしたコンフィのセッションを感じる。
・Ganache The Jasmin(ジャスミンのガナッシュ)
噛む前から鼻に抜けるジャスミンの高い香り。噛むとジャスミンミルクティーを飲んでるかのような力強くも上品なジャスミンの香りと程よい甘味を感じる至高の一品。
・Praliné Coco(ココナッツプラリネ)
ココナッツの自然な甘みを活かしたプラリネ。そして、それを引き立たせる控えめなチョコ。
・Confit de Fraise Ganache Basilic(いちごのコンフィとバジルのガナッシュ)
噛む前からほんのり香るバジルの香りに若干の不安を覚える。しかし、いちごの優しい甘みと酸味が上手くバジルの青臭さを打ち消しており、心地よく感じる味わい。
・Praliné Noisette Ganache Café(ヘーゼルナッツのプラリネとコーヒーガナッシュ)
ヘーゼルナッツの濃厚感をコーヒーとビターチョコの苦みがちょうどいいところで打ち消してくれる。濃厚だけどくどくない味わい。
・Praliné Amande(アーモンドのプラリネ)
アーモンドの香ばしい軽い香り。ほのかな塩味がアーモンドの味を引き立たせている。
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