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#66 田舎の子育ては?

田舎暮らしをおススメしているわけではないけれど
田舎暮らしの日常を綴っています。

田舎暮らし憧れます〜ってとよく聞くけれど、、、

今日は子育て中の田舎暮らしでいいところ
子育て中の田舎暮らしで最悪だと思うところ
それぞれいくつか上げてみようかなと思い立ちました。

子育て中田舎暮らしで救われたところ

  1. 子供の居場所が与えやすい
    雨が降っていても庭でどろんこして自分で薪をくべてお湯を沸かしてお風呂に入れる。
    兄弟それぞれに許された場所、それぞれのいまに合わせたスペースが確保できる。泥団子をひたすら磨いてる次男と風呂を沸かす焚き火にハマる長男、末娘の私は庭で永遠おままごとが邪魔したり干渉しあわずに可能。

  2. 兄弟喧嘩の大泣きやお母さんに怒られても癒してくれる自然がある
    しくしく俯いて泣いていても、蛙見つけて戯れていたり
    お母さんに怒られてむしゃくしゃ拗ねていても、庭で思いっきり大暴れで発散している。

  3. 四季を感じながらの親子で思う存分できる遊びがいっぱいある
    暑い夏は毎日家族で川に(お風呂のように浸りに?)ダイブ
    秋は栗拾いにみかん狩り、どんぐり拾ってとちの実クッキー作ったり
    冬は雪だるま作ったり、車なんか通らない道でダンボールでそり遊びに
    春は冬の寒さを引きずりながら小さな花を集めてままごとの合間に味噌仕込んだり畑の準備したり、遊びと暮らしの境があいまい

  4. 子供達が「自分の故郷」という財産を携えて育ってくれたこと
    美しい自然の営み、恐ろしい自然の猛威、哀しいほど薄っぺらな人間という存在とそれを分かち合った上で支え合う暮らしの営みを伝えたかった

  5. 子供の育つ過程をずっと見てくれている人がたくさんいる
    逃げも隠れもできません、が恥ずかしいことをしても(許されるのとは違うけれど)そういう一面があることを許容してくれていたり、苦手なんだろうけど頑張って取り組んでいるんだな。。と見てくれていたり。
    見られることが嫌だなと思うことも含めて、見られている、知られているからこそ、自分らしく生きられる。


子育て期間田舎暮らしって最悪〜と思ったところ

  1. インフラは自分たちで保つ
    そもそも近所の人たちが苦労して、しかも自分たちの大切な土地を手放して、近所の人たちが相談をしながら作ってきたということを忘れないように、、はわかるけれど、夫婦で働きに出ている日常に三人の子育て中の各家族の分際では手も足も出ない、、迷惑かけるしかないのにそのインフラの恩恵は自分たちがダントツで恩恵を受けるという心苦しさ
    (もちろん地域の草刈りや水道掃除に子連れでただの足手纏いでも誰も責めはしないし、むしろ褒めてくれたりするけれど。)

  2. 車が必須
    車の維持管理費用だけでなく、車の掃除も、子供をチャイルドシートに乗せて出向かなければ近所には何もないこととか。

  3. 夜間の自分の病気ケガは自力で乗り越えるしかない
    夫が早朝深夜のサービス業で働いていた時代、しかも偶然出張中だったり三人の子達のワンオペ育児では自分の怪我くらいでは救急車も呼べない
    だって、救急車に乗るために三人の子供たちも一緒に救急車に乗らねばならないし、そもそもこんな夜半に救急で行ったとて、三人の子達をこの田舎までタクシーで一緒に連れて戻り、寝かせつけれるか??
    思い鉄の扉で2本の指を複雑骨折したが、一晩耐え抜いて、翌朝保育所に三人を送り届けたのちに病院に行ったのは辛かった、、
    (自然療法で応急処置法を知っていたけれど、子供を寝かせるだけで精一杯だった)

  4. 小さな学校は教員の質がダイレクトに子供に影響する
    少ない子供の数(長男の学年は23人次男は9人末娘は20人)ので、学年色が濃く、例えば、第一子が多いとその親も積極的に学校行事に参加して、先生との交流を密に取るが、第3子が多い学年は比較的ほったらかしで、少ない教員の中だからいい先生ばかりとも限らず、捨て駒的なツッコミどころ満載の先生ばかり担任になってしまう、、とりあえず自分の子供さえ注意深く見ていたらいいかみたいに介入しなくなる学年と。せっかく素敵ないい先生キタァ〜〜ってなっても大体すぐよその大きな学校へ連れて行かれてしまう。(経営者目線で見るとまぁ正しい判断、人材配置だけれど)田舎の学校は先生が少ないので、一人一人の性質や意欲がそのまま恐ろしいほどに反映したり助長したり、、

こんな感じで田舎暮らしをおすすめも反対もできない、
あなたの人生をどうデザインするか?
あなたが決める材料の一つになればいいなと思います。

あなたの夢を叶えられると感じる場所で過ごせたらいいなぁと思います

現場からは以上で〜〜す。


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