見えてきた

子どもがまたしても学校に行きにくくなっている。
一学期は休まず行けたが、夏休みが終わってから遅刻、欠席が増え、三学期は始業式にちゃんと行けたが、それ以降は遅刻ばかり。
色々聞いてみたが、最初は原因も分からず、本人も何故行けないのかと悩んでいた。

まぁ、受験が近くなり精神的に追い込まれているのかな?とか、体育が嫌いで行きたくないと元々言っていたが、それ以外にも苦手な教科や先生が居るのかと聞いても違うと。

担任の先生と相談して、何時でも良いから登校はする!となった。
初日は給食終わりの昼休みに登校して、先生に会って、挨拶をして下校した。
次の日は、とりあえず1時間でも授業に参加して、調子が悪くなったら下校すると。そこで、何が原因なのか探してみようと言う事になった。
毎日一緒に登校している私は、子どもを先生に託して家に帰った。
1時間過ぎても帰宅しない所を見ると、2時間出られたのかな?と帰宅を待った。
玄関を開けるなり、歌声が聞こえた。ご機嫌なときにはいつも歌いながら帰宅するので、楽しかったんだと嬉しくなった。

夜、子どもに聞いてみた。
「何が原因か見えた?」
子どもが言った。
「何となく…。」
よくよく聞いてみると、友達との距離感らしい。

大勢のクラスメートがいて、本人の中では、とても仲のいい子、そこそこ仲のいい子、普通の子、あまり仲良くない子が、居るらしい。ちなみに嫌いな子は居ないと。
その中で、仲のいい子と一緒に居るのは楽しいが、自分は普通かあまり仲良くない子の分類の子が、とても仲のいい子として接してこられるのがしんどいらしい。
まぁ、本人の分け方だから、相手に非はないのだが、その距離感が無理って言う事があるらしい。
それは相手が心を開いてくれているのだから有り難い話なのだが、自分の思っている距離感より近いと、しんどいらしい。

これから満員電車とか大勢の他人の中に入るのはどうなの?って聞いたら、
「満員電車は知らない他人の集団だから、物理的に近くても関係ない」らしい。
知っている人との距離感が問題らしい。

一人っ子で、廻りには大人しかいなくて、好きなように好きな事をさせてきた。
小さい頃からレゴで頭の中の設計図を元に、私にはわからないものを1日中作った。
戦艦や軍艦のプラモデルを作ったり、近現代の世界史に没入していったりとしていた中学校生活。
部活が大好きで、部活があるから登校していた所もあったので、部活が無くなって学校に行く目的を失ったり、話が合った祖父の死で趣味の話が出来なくなったりと、確かに後半は色々あった。
書き出したら色々あったなぁと改めて思った。

まだ受験は始まったばかり。
残り少ない中学校生活、楽しい思い出を作るも作らないも本人次第ではありますが、悔いの残らない中学生生活を😊
無理くりまとめてしまった😅

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