見出し画像

政策目標④「生きる」を快適に 〜利便性の向上〜


はじめに

 働く皆さんがより快適に生活し、よりよく生きることができるよう、政策をまとめました。

 現在、一言で「働く」と言っても、その働き方は様々です。
 私自身も、公務員、民間企業、自営業を経験をしてきたので、それぞれの大変さを実感しました。
 また、大学では、個別的な労働に関する法律も学び、雇用者と被雇用者、それぞれの持つ役割や義務を知りました。卒業後も、労働に関する制度の変遷を追ってきました。

 どんな職業、どんな肩書でも、責任の重さや精神的な負担などがついてまわることでしょう。

 その中、「よりよい働き方」、これに直接アプローチできるのは雇用主であり、その雇用主にアプローチできるのは厚生労働省です。

 では、地方自治体は、働く皆さんに対して何もできないのか?

 そんなことはありません。国や企業への働きかけることも、自治体にはできます。
 しかし、もっと直接的に行えることがあります。それは、仕事から帰ってきたときに、快適と思える板橋区に暮らすことができるまちを作ることです。私はこのように結論付け、働く皆さんの意見をもとに、政策目標を設定しました。

・交通手段の利便化

 通勤はもちろんのこと、ショッピングやレジャーに出かける際に利用する公共交通や道路。これらをより便利に使用するために、取り組んで参ります。
  まず、通勤などに利用する電車の利便性。特に、ホームドアの設置を今の計画よりも早期に実現できるように働きかけます。
 道路については、自転車や自動車も安心安全に通行できるよう整備の促進に取り組みます。
 他にも、駐輪場の設置や拡充により、駐輪スペースの不足の解消や、子ども乗せ自転車等の特殊な自転車のスムーズな駐輪が行えるようにします。

 鉄道は鉄道会社の管轄であり、道路は区道以外にも国が管理する国道、都が管理する都道があります。これらについては時間がかかるかもしれませんが、連携しながら進めていきます。

・手続きの柔軟化

 平日仕事をする皆さんから、多くの声が上がるのが「区役所での手続きのために仕事を休まなければいけない」という点です。

 現在でも住民票等のコンビニ交付サービスがあり、平日区役所に行かずとも入手できる書類があります。
 こうしたサービスの更なる周知を行うことで、平日区役所に行く手間が省け、また、区役所の混雑緩和による他の手続きの迅速性の向上が期待できます。
 他の手続きについても、手続きのしやすさを追求していきます。

・防犯対策の強化

 自分が住むまちで快適に暮らすためには、安心・安全なまちであることは必須です。
 街には入り組んだ場所にアパート等が立っていたり、死角になっていたりする場所が多くあります。このような場所を、地域のコミュニティ力をもって改善・注意喚起ができるように、防犯に関する地域の取り組みを推進する制度(表彰制度など)を設けることが効果的と考えます。

 また、どこでどのような犯罪が発生したかが一目で分かるよう、誰もがリアルタイムで見られる区内の防犯地図を公開することも住民の方への防犯意識の向上に役立ちます。

 安心して暮らせる街ならば、お子様をお持ちの方も安心して日中仕事に行くことができますね!

おわりに

 どのような仕事も、どんな役職でも、決して楽なことばかりではありません。
 現在、仕事を理由としたうつ病等の精神疾患による労働災害にあったり、またこうしたことによって、病気休暇を取得したりする人が増えております。長引いてしまうと完治が難しくなります。
 だからこそ、暮らす街では、スムーズに行動できて、必要な手続きもスムーズ行えて、安心できる。そんなまちづくりを、働く皆さんのためにやっていきたいと思います。

 私の追求する目的である「より良く生きる」こと実現するため、たとえ勤労が「義務」であるとしても、「働くこと」にまつわるあらゆることを快適に、そして便利にしていけるように取り組み、制度を提案していきたいと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?