5:急性胃腸炎の話(4)
翌朝4日目。
血液検査の結果、炎症は治まっているので最後の点滴後に退院していい、薬を出す、と言われたので、同室のご婦人にほんの1日でしたが…とごあいさつをして帰った。
土曜から体調が悪く、日曜に発症して、月曜から木曜まで入院したので、金曜は
「まだ食事はまともに摂れていません(怒)」
と上司に言って休んで、翌週からフラフラで仕事に行ったと思う。
同僚や先輩にとても心配されて
「絶対ストレスのせいもあるよ、って心配してたの!辛いことあったら言って!?ひとりで抱え込まないで!?」
と熱く言われた。
脱水症状がひどいと血液検査で採血できないので気をつけた方がいいです、ずっと点滴してました〜等と話したら
「血が採れないって…えええ…」
とドン引きされて同情された。
それ以降も数回胃腸炎にかかってしまったけど、とりあえず体が吐き気を休憩するまで耐えて、少し治まって今なら動ける…!というタイミングで自分で救急病院に電話して行って
「点滴してください」
と自らお願いするようにした。
点滴で少しでも楽になったら根性で経口補水液(OS-1等)を買って帰って飲むようにした、OS-1は偉大。
今も他の方が胃腸炎になると過剰に心配してしまうんだけど、大抵急性期症状さえ過ぎたら何を飲んだ食べたと言い始めるので、何だよかった、やっぱり普通はあんなことになるのは自分くらいか
…と安心しつつ白目になる( ꒪ͧд꒪ͧ)
だからそもそも普通はそんな状態にまでならないとは思うんだけど、免疫力の下がっている人や高齢者であればそれくらいの脱水症状にもなり得るし、腸閉塞なんてことになったら本当に命に関わるので、吐いてしまう胃腸炎には本当に気をつけてください。
胃腸炎の話おわり。