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モーニングページとペンと創造力と

久しぶりにここ数日はモーニングページを書いていました。
モーニングページというのは「ずっとやりたかったことをやりなさい ジュリア・キャメロン著」で紹介されている日記のようなものです。
朝起きてすぐ思いつくままにノートを書くというもので、本の中では3ページ書くようにと紹介されています。
頭の中のがらくたをノートに書き出してスッキリさせることで、創造的になれる、と紹介されています。
私は10年以上前にこの本に出会って、それ以来書いたり書かなかったりを繰り返してきました。
3ページと紹介されていますが、1ページの日も多く、時にはページの半分くらいで終わる日もあります。かと思えば4ページ以上書いてしまったりするときもあります。
効果については…本で語られるほど驚くべき変化があるようには感じられませんが、その日の朝に書けた、というのが嬉しくて時々やっています。

基本読み返すことはありませんが、振り返って見てみると私はペンのインクの残りについてよく気にしていることがわかりました。
ボールペンを早く使い切りたくて、よく中身が減っていないか確認をしてしまうのです。確認したところで減るわけでもないのに。
ノートの残りについてもよく気にしています。
あと何ページある、あと何ページある…早く使い切りたくてよく残りのページ数を数えてしまっています。ですのでページ数の少ないノートをあえて使うようにしています。
使い切ったときの達成感を味わいたいようです。
しかし、ちょうどこの前ボールペン1本を使い切ったのですが、あまりにもあっけない感じで使い終わってしまって、達成感は何も感じられませんでした。あんなに残りのインクの量を気にしていたのに、です。この感覚がなんとも不思議で面白いなとじわじわ思いました。

ボールペンはあるときに思い切り断捨離したことがあって、1本に絞ったことがあるのですが、その後買ってしまったり、もらったりしてまた増えていっているところです。
ぬいぐるみのように1つあると仲間を呼ぶみたいです。
新品のペンは、なんだかそれを手に入れることで創造的になれる気がして、面白いものが書けたり、アイデアが生まれたりしそうな気がして買いたくなってしまいます。新しいひらめきがこないことをペンのせいにしているのです。
ですがペンは道具でしかありません。新しいひらめきと出会うためにはなんでも書いて書いて書いて…そういう地味な作業にあると、「ずっとやりたかったことをやりなさい」の本を読むと思います。本の中では好きなこと、やりたかったことを思い出すために自分と向き合うワークがたくさん紹介されています。どれも面白いですが、即効性はありません。やってみて、だんだんと創造性を取り戻していきます。
でもやっぱり、お店で新しいペンを見ると、これはなにか楽しい絵やお話が書けそうだなと思ってしまいます。

さぽさぽさぽ~と♪