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迷惑なCA定番余興 “寿アナウンス”

このnoteのタイトルは「結婚式に余興はいらない」なので、そろそろ迷惑な余興についても書いていこうと思います。
そもそも列席者は結婚式に何を楽しみに来るか?

料理と会話

これ以上でもこれ以下でもない。これを妨げる素人のつまらない余興は害でしかありません。星野源が歌う、NiziUが踊る、引田天功が水槽から登場…それなら良いでしょう。老若男女、ゲストも喜ぶこと間違いなし。でも現実は違いますよね。場慣れしていない素人の「長くサムい」余興には毎回うんざりします。

寿アナウンス

ってご存知ですか?
新婦の職業が客室乗務員いわゆるCAの披露宴ではほぼ100%新婦友人によって繰り広げられる余興です。内容は機内アナウンスのパロディで、複数名でマイクと原稿を持ち喋ります。

「ご搭乗ありがとうございます。当機は○○ホテル発、幸せ行き、到着地の天候は晴れ、気温はアツアツでございます。機長は○○(新郎名前)、客室乗務員の○○(新婦名前)は、本日より機長専属となりましたのでご了承ください」

のような感じ。

とにかく長い。もう、ものすごく長い。

各航空会社で代々受け継がれる雛形があるのでしょうね。それにオリジナリティを、とでも思うのでしょうか付け足して行くのでどんどん長くなっている気がします。披露宴前にリハーサルをしたい、なんてなると準備から長い。CAの制服を持参して宴中に着替えたりもするのでそれも長い。喋るだけならまだしも機長(新郎)を巻き込んで寸劇にしたりする強者もいてさらに長い。

余興が始まると久しぶりに会った隣のご友人との会話を中断せねばならず、当然食事もガツガツ食べるのは気が引けますからペースが落ちます。料理に特別な配慮を行うレストランなどでは余興の間、全ての配膳をストップ…など、長い余興は百害あって一利なし。

「俺の嫁さんスチュワーデスなんだぜ」
「私、スチュワーデスなの」

と自慢するためだけの余興なのですから、もっと簡潔にお願いしたいところです。そしてマイクを逆さに持ち、受話器のように傾けて喋る新婦友人よ、

マイクは正しく使って下さい


【次回予告】
『祝う気は無い、と言い放った新郎友人』


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