GW 総評
愛しのGWがついに終わってしまう。すべての業務を放棄し、なんとかGWを勝ち取ったのだが、明日からそのツケを少しずつ払わなければいけないと思うと今にも発狂しそうである。
結局4日間のGWを勝ち取ることが出来て、なんやかんや楽しかった。犬を散歩で公園に連れていったときに毛虫に刺されてしまったが…。(不要な外出をするなという国からの陰謀か??笑笑)
それはさておき、GW中はガッツリ映画を観ようと決意したものの、結局あまり観れずに終わってしまった。
これがGW中に観た映画一覧である
1.ガン・ボング『怪屍 』
2.ジョン・ウハード・ボイルド』
3.スティーヴン・スピルバーグ『ジョーズ 』
4.伊丹十三『タンポポ』
5.渡辺護『セーラー服色情飼育』
6.石川欣『SEXダイナマイト マドンナのしずく』
7.ウィリアム・キャッスル『血だらけの惨劇』
8.デヴィッド・チャン『皇家戦士』
9.F・F・コッポラ『タッカー』
10.古澤健『怯える』
11.ロイ・ローランド『艦隊は踊る』
以下テキトーにコメント。
『ハード・ボイルド』
観る前は死ぬほど楽しみにしていて、以前の投稿には載せてなかったがGWの一番の楽しみだった作品。楽しみ過ぎて観る前にチャミスルを飲みすぎてしまい、再生したのは良いものの即気絶。2時間後に目覚め、エンドロールを見届けた。
※その後最初から再生。めっちゃおもろかった。
『セーラー服色情教育』
異常独身大学教授が主人公で最高。可愛かずみはヘラヘラ三銃士のさおりんに似てる。下元史朗がひとりで可愛かずみへの愛を囁いてるときに「そのおっぱい…」って言ってて、マスカキ男児がいかにも言いそうなセリフを見事に演じ切ってて感動した。
『タンポポ』
冒頭からビニールガザガサカップルにキレる役所広司が至高。役所広司と黒田福美のカップルが色んな意味でエロかった。
『SEXダイナマイト マドンナのしずく』
スーパーウルトラ傑作。菊池エリの「名器?」の下りが個人的に好きすぎる。詳しく知りたい人は観て!
『血だらけの惨劇』
ジョン・ウォーターズが神と崇めるウィリアム・キャッスルの代表作。バカ面白かった。ジョーン・クロフォードはもちろん最高なのだが、キモい雇われ使用人をジョージ・ケネディが演じていたのが面白すぎた。自分が神と崇める映画監督は誰だろうと考えてみたが、ヴィンセント・ミネリと思った。ケン・ラッセル、岡本喜八、中平康もそうなんだけど、やっぱりミネリが大好き。後期の作品全然観てないし、個人的に微妙なのもあるけどアステアとジーン・ケリーの共演をフィルムに焼き付けたので…。『バンドワゴン 』みたいな映画は今後一生撮られないだろうしね!
『艦隊は踊る』
久々のMGMミュージカルでテンションぶち上がった。MGMミュージカルだと海軍モノってやけに多いけど、アメリカが戦争に勝ったからこそ、この底抜けの明るさが出るんだよな。日本じゃ考えられないもん。アメリカがもし仮に戦争に負けていたらどんな映画撮ってたんだろうとかしょーもないことを考えてしまった。やっぱりミュージカルは最高。生きてて楽しいことがなくてもミュージカル観たら99%楽しくなるからね!近日中にミュージカル映画について書き殴るか。そのためにもっともっと本数見ていかねば…。今年観た中では『ジプシー』がとても良かったな。ナタリー・ウッドとPaul Wallaceが路地裏みたいなところで踊るレビューシーン(All I need is the Girl)が本当に神の領域に達する寸前の歌とダンスのクオリティで本当に素晴らしかった。大筋とは関係ない奴がキメキメに踊るのが本当にいいし、ポール・ウォレスの力強い歌声がかっこよすぎてかっこよすぎて…。男が女をリードして女が恋に落ちるという意味では『絹の靴下』のAll of youのようなイメージだけど、こちらはポール・ウォレスが大舞台をイメージしながら踊っていて、それに影響されたナタリー・ウッドが踊ることやパフォーミングすることの楽しみを感じ、楽しそうに2人で踊り出す!こんなん泣くでしょ。。こういう素晴らしいレビューシーンを観ると本当にすべてがどうでも良くなる。ミュージカル映画『カタクリ家の幸福』のキャッチコピー「災難は、歌って踊ってやりすごせ」は本当に自分にとっての人生の指標だし、人生の核心をついた名言だと思う。
話は変わるが最近浜田雅功歌謡シリーズ(勝手に命名)にハマってる。出前館のCMソングのルーツを勝手に感じて1人で感動してる。明日から仕事だが、通勤時間に浜ちゃんの歌聞けば少しは前向きになれる、はず。
追記
バキバキ童貞ことぐんぴぃの質問コーナー動画が死ぬほど面白かったので、明日から仕事の人はこれ観て元気出してほしい。
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