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ラジオという超個人的世界

最高かよ源さん‼︎

みなさんこんにちは!
前回まで2回に渡って読書について書いてきました。
前々回の記事の中で読書していたときに従姉妹に「読書なんて頭いいことできてすごいね〜」的な言葉をかけられてめちゃくちゃ憤る!という悩みを書いていたのですが、先日『星野源ののオールナイトニッポン』を聴いていたところ、「音楽に興味があり、より深く理解するためにギターを始めようとしているが家族にはギターなんか始めてミュージシャンにでもなるの?と言われ小馬鹿にされているように感じてしまいます」というお悩み投稿がありました。
このお悩みに対しての源さん…
の答えが「小馬鹿にされたように感じるってことはあなたにとってそれ(ギターをやってみること)が大事な行為ってことなのでそのままやっちゃってください!そしてやってみていまいちだったらやめるのも自由です!」…と!!
げんさぁーーーーーーーん!!!最高かよーーーーーーーーー!!!泣
一瞬で私の悩みまで解決しやがるーーーーー!

…ということで(どういうことで?笑)今回はラジオについて書いていこうかと思います。

よく考えたらラジオっ子だった

ラジオって今聴いてる人はいるんでしょうか?
私はけっこうな頻度で前述したようにラジオに救われてきたのでポッドキャストやradikoを使ったりして今でも聴いています。
私は小学1年生から家から車で30分ほどかかる書道教室に通い始めました。
毎週土曜日の午後に始まる教室に向かう時、帰る時車の中ではずっとラジオを聴いてしました。
当時聴いていたのは、その週の人気邦楽ランキングが流れる東京FMの『COUNT DOWN JAPAN』、バーアバンティに訪れる様々なお客さんの会話に聞き耳を立てる『サントリーサタデーウェイティングバー』などなど。
土曜日は書道教室だったので家族でのお出かけはきまって日曜日。日曜にお出かけする時も車の中でラジオを聴いていました。お気に入りだったのは『福山雅治のSUZUKI talking FM』(現在の『福のラジオ』)、平均的なサラリーマンの日常をラジオドラマにした『あ、安部礼司』。
毎週車でラジオを聴いていて、「ラジオは車で聴けるもの」という謎の思い込みをしていたら初めて買ってもらったラジカセに「ラジオ  FM/AM」というボタンがあるではないですか⁉︎もしやと思って押してみると聴ける!!田舎の山間部すぎてめちゃ雑音入るけど聴ける!!という発見を中1でしてしまい、それからは自室の電波が少しでもよく入る場所を探してラジカセを抱えて動き回り、ここだ!!!という場所を見つけてはその隣でラジオを聴きながら宿題をしていました。笑
その頃聴いていたのは『スクールオブロック』(やましろ校長、やしろ教頭時代!)!!
私が毎晩「ゲヘヘ…」とキモい声を出しながら、時には感動して泣きながら夜中まで宿題をしているので祖母が心配して(←主に情緒を…)様子を見に来ることもしばしばでした…笑
大学に入学し、一人暮らしを始めると父が防災用にくれた電池式のラジオを平常時に使い倒しながら『RADIPEDIA』(J-WAVE)や久保ミツロウと能町みね子の『オールナイトニッポン』を聴いていました。
つらつら書いてみるに、私の人生では結構な時間ラジオと共に過ごしているようです。自分でもびっくりしました。笑

深夜に開く超個人的世界

今までお勧めしてきた「鑑賞」の多くは見るところまでは一人でも、そのあとは人と話すことでより楽しくなるものでした。ラジをもそうあってほしいとは思いますが、私の中でのラジオの聴き方やラジオの役割はもっと個人の枠内だけにとどまることで上手く「欲、生きる」に作用しています。
私にとってラジオは遠くから電波に乗せて私に語りかけてくれる友達のような存在でした。
もちろんパーソナリティは投稿に応えたり多数のリスナーに向けて発信しているに決まっているのですが、『オールナイトニッポン』などの深夜ラジオを一人で聴いている時やヘッドホンをしっかりセットして一人で聴いていた『スクールオブロック』などは私に向けてパーソナリティが話してくれているような親密性を持って聴いていました。
一人でラジオを聴き始めた中学生のころお多感すぎて悩み事は日々尽きませんでした。今思えば「しょうもない!笑」と思えることでも本気で悩み倒していたので友人はもちろん、家族にもあまり悩みの内容は話せませんでした。そうした時に応えてくれていたのがラジオでした。
自分と似た境遇のリスナーの投稿にパーソナリティが答えるのをまるで自分の悩みに応えてくれているかのように感じながら聴いていました。
ラジオはプライベートな時間の中でも本当に誰にも邪魔されたくない個人的な時間でした。
深夜ラジオを聴いていることは当時友人の誰にも話しませんでした。まぁ正確にはラジオを聴いている人がいなくて伝わりませんでした。泣
でもラジオの内容を共有する相手がいなかったことで当時の私の悩み事が馬鹿にされたり適当に扱われずに済んだし、ラジオという空間が学校という閉鎖空間の外にある新しくて優しい世界でした。
よく「世界は広いんだから学校だけにとどまらずにいろんな世界を見つけなさい」と中高生時代に何か悩むと大人たちに言われました。
しかし現実は「学校終わったら寄り道できるようなお店もないし、かといって土日だって部活があって学校以外の世界に行く時間もないじゃないか!!!!!?????」という感じで全く大人ってのは何言ってんだ?と思っていたのですが、そんな状態の私がなんとか見つけられた学校以外の世界がラジオでした。
学校の友人にラジオの話が全く通じなかったのはある意味よかったのかもしれません。学校の友人とは学校のことを、家族とは当たり障りない日常のことを、ラジオの中では自分の中で馬鹿にされたくないデリケートなことを共有していました。
デリケートな部分をラジオに求めていたので私を身近に知る誰にも邪魔されたくなかったのです。
ラジオは私の新しい世界であり、隠れ家でした。
前に書いた読書とも似ていますね。

休息。そしてまた外へ

ラジオは隠れ家でもありましたが、他の世界にまた出向いていくときの糧にもなりました。
私はたまに「言葉の表現が独特だよね」とか「言葉のチョイスがいいね」と言われることがあって内心めちゃくちゃ嬉しいのですが(笑)、これは大部分ラジオのパーソナリティの表現方法をパクったりそれを応用しています。汗
私は中学生になった途端に他人と雑談?おしゃべり?が上手くできなくなりました。思春期だったんでしょうかねぇ?笑
どうにか話せるようになりたい!と思ってなぜか営業マン向けの話し方についてのビジネス本を読んでみたり、とりあえず流行りを知れば!とティーン誌やドラマを見たりとなかなかの迷走ぶりを見せていたのですが一番解決してくれたのはラジオでした。
おしゃべりが下手でも良い感じの返しができると下手くそなりにも会話っぽくなるもので、この「良い感じの返し」を磨くにはラジオは最適でした。
幸い身近な人は誰も聴いてないし、各パーソナリティ独自の表現の癖なんかもあって聴いていて面白い上に「この表現をいつか私も使ってみたい‼︎」とネタを漁る芸人さんのように爛々とした目をしながらラジオを聴いていました。笑
言葉の表現の面白さに気づいたのもラジオからだったように思います。日常的に使う話し言葉で伝わるかどうかわからないようなニッチな話題を表現すると、書き言葉とは違い「ンゴッ」とか「ふかふかしたスイッチ」とかの変な(でもめっちゃ合ってる)擬音や「なんか〇〇に似てる感じ」といった比喩などがいっぱい出てきて話し言葉の無限大の可能性と響きの面白さに魅せられました。
こういった表現の面白さと言った点では星野源の『RADIPEDIA』と『オールナイトニッポン』が群を抜いて面白いように思います。
『RADIPEDIA』では、ちょっとここに内容載せて良いのかわからないのでふわっと書きますが「ナイススティックのコーナー」というものがありまして…ちょっとセンシティブな内容?なので興味のある方は調べていただけると笑えると思いますが、まぁ要は男性のアレがよくスーパーとかで売っている「ナイススティック」というパンに似てるよねぇ…ということから始まりそういったちょっとえちえちな内容を投稿してもらうコーナーでした。(ほぼ内容いっちゃってるな!?)
このコーナーではもう比喩の連続‼︎しかもくだらない‼︎そのくだらなさが最高‼︎笑
このコーナーでは何かを他のもので例えることの面白さに目覚めてしまいなんでも例える謎の癖がついてしまいました。良いんだか悪いんだか…?でも個人的にはすごく楽しいのです。言葉を使うこと自体が楽しくなっているので今では喋りすぎるくらいにおしゃべりが好きです。
『オールナイトニッポン』の方だと「夜の国勢調査」のコーナーが「ナイススティック」のコーナーに当たるかな??あれ?ただただ「エロいコーナーが好き!」と言っているだけなのか?笑
そういえば『福山雅治のSUZUKI talking FM』で好きなコーナーも雅子(福山雅治さんの女装キャラ??)がカップルや夫婦の夜事情について相談に乗るコーナーでした…それを親も乗っている車内で爆笑しながら聴いていた私って…ひぇ。
エロいのが好きなのは一旦置いといて、おしゃべりに抵抗がなくなり、今じゃ好きなくらいまで持っていけたのはラジオのおかげです。ラジオ内の言語表現やネタの数々がなかったら他の鑑賞したものを誰かと共有しようなんて外交的な欲望は生まれなかったと思います。

個人で楽しんでこそラジオ

「ラジオは個人で楽しんでほしい!!」
…と私は思います。
もちろん誰かと話せるならそれもあり!!ですが、ラジオ聴くならノイキャンできるイヤホンやヘッドホンをつけて心ゆくまで個人的な世界に浸ることをお勧めします。
ヘッドホンから聞こえるパーソナリティや同じブースの中で「ハハハー」というわざとらしい笑いを被せてくる放送作家さんの声だけの世界の中で、流れてくる話に「わかるぅーーー!」「そうなのっ!それよ!!」などと相槌を打ちながら聴くとまるで自分も同じブースにいるかのような気分…
この小さなブースの中で一緒に話しているかのような感覚がすーーーーーごい落ち着く。
この空間の中でならどんなニッチな話になってもいいし、その空間でしか通用しないようなネタで爆笑したっていい。こういう超個人的な世界は他の世界を楽しむための休憩地点となってくれます。
毎週のリアタイが難しくなった今はなんだか落ち込んでいる時や気合いを入れる時にポッドキャストなどで聴くことが多くなりました。
ラジオという休憩地点で英気を養っているのでしょう。

超個人的鑑賞の謎

しかし、なんでラジオのような超個人的な世界に浸ると英気が養えるのでしょうか?読書でも本の中に浸ることで匿ってもらったり勇気をもらったりしていました。
人は内向的?になることと外交的?になることを繰り返す生き物?なぜ繰り返すのでしょう?
…この疑問には次回以降じっくり書いていこうと思います。

ラジオの面白さの30%もかけていないのですが今回はここまで!
また次回お会いしましょう!!


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