13日、御室仁和寺の桜

画像1 13日に仁和寺を訪れました。御室桜と五重塔です。京都の花見は、早咲きの枝垂れ桜、ソメイヨシノを経て、遅咲きの仁和寺の御室桜で終わります。市内の桜満開は仁和寺だけ、また土曜なので境内は内外の観光客でいっぱいでした。
画像2 五重塔と左は観音堂です。満開の桜に埋もれています。
画像3 快晴、気温27度、初夏のような日。青空に五重塔を中心に渦巻く雲が印象的でした。
画像4 「御室桜」は淡いピンク色の花をつけるサトザクラの一種。土壌の影響で2mほどの高さしかない桜です。江戸時代に植えられた御室桜が200本ほど密集して広がる姿は独特の風景です。
画像5 昨年偶然来合わせ感動した観音堂での「花布教」の御詠歌コーラスをもう一度を聴きたく今日を選んで来ました。4人の奉詠者のお坊様は真言宗御室派の全国各地末寺のご住職です。電子ピアノを伴奏に朗々と詠われる御詠歌は心に染み入ります。司会(兼)朗詠者の長崎県雲仙市一条院のご住職の法話にも聞き惚れました。仏教も地道な活動をされていることに感動しました。
画像6 頂いた「花布教」の小冊子、開くと五七五の和歌の歌詞の御詠歌が4曲あります。お釈迦様の教えとお釈迦様を讃えた内容です。
画像7 御室桜のUP写真です。見惚れます。
画像8 仁和寺の山門、「二王門」です。仁和寺は「徒然草」でも有名な吉田兼好が隠居していた双ヶ岡の近くにあります。真言宗御室派の総本山で宇多天皇が888年に創建しました。宇多天皇は出家後、仁和寺に住まわれたので「御室御所」と称されました。その後も皇子皇孫が住持する門跡寺院となり高い格式を誇ってきました。

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