「守りたい灯り」と「MIU404」*長いつぶやき2

※本記事は「MIU404」のネタバレを含みます。

完全に自分のための備忘録です。

先日、「守りたい灯り」というショートショートを書きまして、その話をした際、はしょってしまったけどやっぱり書いておきたいなと思うことがあり、ここに残しておきたいと思います。

「別府の夜景を見て思いつ」いたのは本当です。正確に言うと、別府の夜景を見て、大好きなドラマの台詞が浮かび、思いつきました。
いつかこのドラマのことをこれまた自分のために書き残しておきたいと思っています。
「MIU404」というドラマが大好きです。本当にたまたま心身ともに疲弊していたときに初回放送を観て、胸を鷲掴みにされました。
このドラマの何が好きかというと、簡単に言えば、一生懸命がんばっている人たちを丁寧に描き、現実で問題になっている様々なことに対して真摯に向き合い、大切に描き切っているところです。
本当に大好きな忘れられない作品です。
noteを最初に知ったのは、このドラマの脚本家であり敬愛する、野木亜紀子さんの記事でした。
さて、脱線しましたが、そのドラマの次の台詞が浮かんだんです。

「ここね、俺が一番好きな道~。(中略)窓の一つ一つに人がいて、みんな、暮らしてんだな~って。」
「機捜のみんなが守ってる街だね。」

機捜とは、警察の機動捜査隊(Mobile Investigative Unit)のことです。
警察ものが苦手な私がたまたま久しぶりにドラマを観てハマって救われたのは何の因果なのだろうと未だに思います。
ネタバレになるので詳細は省きますが、この台詞、話数を重ねてそれまでを経てから聞くと本当にぐっとくるんです。
それまで機捜のみんなが、派手ではないけどこつこつ24時間重点密行をしたり、他の部署の応援に行ったりしながら、街の人々のため、日々一生懸命に守ってきたこと、間に合わなかったことが描かれています。
そんな中、車両の中で、機捜の主人公の一人が言った言葉に対して、主人公二人にかけられるあの言葉。
その車両からの景色は今でも覚えています。
夕日に輝いて、とっても美しくて、切ない。
この二つの台詞が別府の夜景とリンクして、あの話の構想が浮かんだのでした。
これをどうしても書いておきたい! と思いました。

サポートしてくださる方、ありがとうございます! いただいたサポートは大切に使わせていただき、私の糧といたします。