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内向型のトリセツ

「どうするとこのひとたちから、自分の意見を言ってもらえるのだろう?」

なにかを決める会議の場で、新しいアイディアを集めたいブレストで、こう思うことはないでしょうか?

思ったことを即発言、発言する前に表情に出てしまうくらい外向型のわたしは、発言も訓練で回数を重ねれば誰でも自分の意見が出せるものと考えてました。

内向型のトリセツ

今年4月24日に発売された書籍『I型さん(内向型)のための100のスキル』には、I型さん=内向型のかたが強みを活かすTipsが書かれています。

外向型のわたしが読むと、こうした方法であれば内向型のかたも強みを活かすことができるのか!へー!ほー!と、目からウロコの嵐でした。

多様な意見をミックスしたいと思うときにひとりひとりに合わせて書籍に書かれたTipsを提案していける「内向型のトリセツ」のような1冊です。

特に下記の内容はとても参考になりました。

002「思い込み」に気づく
魔法の言葉「〜と自分は考えている」と言ってみる

▼水彩作家yuccoさんのXがすてき!

008「休憩」「休暇」を、あらかじめ計画する
・年間の休暇予定を前もって計画する
・1ヶ月の中で「休み」の計画をする
・休憩時間をあらかじめ日中のスケジュールに入れておく

016「スリー・グッド・シングス」を書く
017「感謝日記」を書く


037結果目標ではなく「行動目標」を立てる
自分でコントロールできる目標を立てることで前進できる

044「80点」でOKとする
全体の成果の80%を達成するの必要な労力は20%

057尊敬する人のマネをする
「1人の天才を生むことは難しいが、ひとりひとりの心に小さなオードリー・タンを宿そう」

059まず「目的」を話し合う
066議事録係を担う

どうしても発言が少なくなりがち、会議で存在感を出すには、議事録係を担うことが効果的です。

結果を目標としているとき、がんばっているのは自分だけ…?と孤独感を感じたり、会議での議事録苦手感は外向型のわたしの個性なのね、と書籍に書かれたことを裏返して、頷くこともたくさんありました。

時間がないひとにもおすすめの構成

1Tips見開き2ページ、ブックリストは1〜2ページに1冊が紹介されています。

紙の本って、途中までしか読めなかったとき、再び開いたときにはどこまで読んだのかわからなくなったり、直前の内容を忘れてしまって読んだページを再読する…なんてことありませんか?

そういうことが少なく、書籍の冒頭にも書かれているのですが、レシピ本のように必要なページを必要なときに必要なだけ読むことができるので、時間がないひとにもおすすめの構成です。

なつみっくすさんはニューリーダー

著者の鈴木 奈津美(なつみっくす)さんは、Newspicksの番組観覧で一番前の席に座り、我先にと手を挙げて5年にわたり数百名の母親が所属するコミュニティを運営されています。

しかも会社員をしながらというのがすごい…!

一方で、書籍に書かれたプロフィールには、共感されるかたも多いのではないでしょうか。

「自己アピールしなくても誰かが認めてくれるはず」と思っていたが、何のキャリアアップもないまま30代に。焦りを感じ、社内異動や転職にチャレンジするも、何度も失敗。 本をキッカケに「内向型の自分を変えるのではなく、強みを活かせばいい」と気づいてからは、人生が好転。

ひとりひとりが可能性を解放するキッカケをつくるため活動中。

Amazonより

この書籍をきっかけに、内向型のかたのやるせない気持ちが少なくなったり、内向型を理解し可能性を引き出せるリーダーが増えることをお祈りします。

【半分以上があてはまったら、あなたもI型さん!】
□疲れたら、ひとりでエネルギーを充電する
□話す前によく考える
□観察するのが好き
□何かをする前によく考える
□自分ひとりでいられる場所が好き
□人づきあいは、どちらかというと狭く深くしたい
□雑談が苦手である
□パーティー、懇親会などの社交の場が苦手である
□邪魔されるのが嫌
□どちらかというと話すより聞く方が多い、でも自分にとって重要なテーマはよく話す
□物静か、内気、恥ずかしがり屋、人見知り、引っ込み思案と言われることがある
□できるだけ人混みは避けたい
□たくさんの人と話すより、一対一や少人数で話す方を好む
□興味の範囲は狭いが、深く知りたがる傾向がある
□争いごとをできるだけ避けたい

\ 5/24夜、仙台開催 出版イベント/

◆なつみっくすさんからのコメント
「私の人生のターニングポイントとなったのが、石巻市で行われた合宿です。その合宿を主催されていた羽山暁子さんと仙台で対談できることになり、感涙です!ちっちゃなチャレンジのキッカケになればうれしいです!」

みなさんのご参加をお待ちしております♡

最後までお読みいただき、ありがとうございました!