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邵雍 「清夜吟」

月到天心処  つきがよぞらに

       さしのぼるとき

風来水面時  かぜがみなもを

       ふきなでるとき

一般清意味  こんなすてきな

       よるもないのに

料得少人知  たのしむひとの

       すくなきことよ


「清夜の吟」

*「天心」は頭の真上。「月」に「風」に「水面」というシンプルかつ最強の取り合わせ。自分もこのような本当の贅沢な夜を味わえていない者の一人である。

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